未校正2画像からの3次元復元のための焦点距離計算の安定化
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概要
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未校正2画像から3次元復元するには次の二つの問題を解決する必要がある.(i)計算した焦点距離が虚数になることがある,(ii)注視画像に対して復元できない.本論文では特徴点の再サンプリングと焦点距離固定によってこれを解決する.まず理論をまとめ,次にシミュレーション実験によって,注視画像でなければ,実際には固定焦点距離で撮影しても,その情報を用いないほうが精度が高いという意外な事実を示す.そこで,注視画像かどうかを判定して計算法を変える方式を提案し,シミュレーションおよび実画像実験によってその有効性を確認する.
- 2003-11-06
著者
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金谷 健一
岡山大学工学部情報工学科
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高橋 茂雄
岡山大学工学部情報工学科
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中辻 敦忠
NECエンジニアリング第二システムソリューション事業部
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中辻 敦忠
NECエンジニアリングインターネットターミナル事業部
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