2803 結晶格子とレーザ干渉計を複合したサブナノメートル精度絶対測長法の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this paper, we propose an absolute length measurement method with sub-nanometer accuracy by combining a regular crystalline lattice with a scanning tunneling microscope (STM) and the phase modulation homodyne laser interferometry. An arbitrary length can be determined using fine scale (=lattice spacing on crystalline surface) and coarse scale (=wavelength). With the method, an arbitrary length can be represented as Nλ+Md, where N and M are integer, λ is the wavelength and d is the lattice spacing. The phase modulation homodyne laser interferometry can determine the length of interest with picometer resolution, when the optical path difference is the wavelength times integer. The length shorter than the wavelength can be determined using the regular crystalline surface and STM. For the preliminary experiment, the measurement instrument for lattice spacing on crystalline surface was developed and evaluated.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 2002-09-20
著者
関連論文
- 2つの共振駆動モードと1つの非共振駆動モードを有する超音波モータの開発
- 位相変調ホモダイン干渉計と周波数可変半導体レーザを用いた空気屈折率変動測定
- 高専の教育力,米百俵,留学生(私は新しい扉を開くXIV,第1回論文特集号)
- 結晶格子表面の原子配列を基準とする直動機構の試作
- 結晶格子の原子配列を基準とするデジタル角度基準の開発(第1報:原理と装置の設計指針)
- ロボコン競技を通したものつくり教育
- 面領域の表面性状測定機を対象とした校正及び測定標準に関する研究 : —第1報 粗さ測定用標準面の設計—
- 結晶格子の原子配列を基準とするデジタル角度基準の開発 : 第3報:グラファイト結晶格子配列間の角度測定
- ボールねじ熱膨張のリアルタイム補正による位置決め精度の向上(第2報) : 室温変動下の位置決め誤差を"ゼロ"に補正
- 結晶格子を利用したナノスケール標準の確立
- ボールねじ熱膨張のリアルタイム補正による位置決め精度の向上(第1報) : 補正の原理と運転条件の影響
- マルチプローブ走査型トンネル顕微鏡と結晶格子による2次元変位エンコーダの開発
- 結晶格子と走査型トンネル顕微鏡を用いた原子トラッキング制御の高安定化 : 原子エンコーダの検証
- 結晶格子によるサブナノメートル計測
- サブナノの基準(ハードウェア : 結晶格子の応用)
- 高フィネス光共振器と結晶格子によるピコメートル分解能測長法の開発 : 第1報 : 計測原理と装置設計
- 圧電素子を用いた滑らかな動作をする直動ステージの試作
- 走査型プローブ顕微鏡を用いたサブナノメートル計測が実用できるか? : 実用への課題と現状
- 2803 結晶格子とレーザ干渉計を複合したサブナノメートル精度絶対測長法の開発
- 結晶格子スケールの現状と課題(ナノメートルを測る技術)
- 結晶格子表面の格子定数測定装置の試作 : 第4報:格子間隔の試行測定
- ブロックマッチング法を用いた斜面崩壊監視法の開発:サブピクセル分解能での斜面移動量測定
- 逆解法による工作機械壁面熱伝達率の推定
- デジタルカメラを用いた斜面崩壊・地滑りの監視システムの開発
- 結晶格子表面の格子定数測定装置の試作 : 第3報 : 位相変調ホモダイン干渉計の導入
- 結晶格子を基準とする微小長さ測定(第3報) : 熱ドリフト誤差の抑制と測定範囲の数μmレベルへの拡大
- 結晶格子nmスケールのμmレベルの測長 (第4報 : 測定走査軸の変更とSEM用標準試料との比較)
- 結晶格子nmスケールによるμmレベルの測長 (第3報 : SEM基準試料との同時測定)
- 結晶格子nmスケールのμmレベルの測長 (第2報 : 高速走査による熱ドリフト誤差の低減化)
- 画像分割と相互相関法を用いた斜面崩壊・地滑りの監視アルゴリズムの開発
- 鋼橋用大型部材のボルト孔のニューラルネットワークによる自動認識
- 連載「長さ測定技術はどこまできたか」XI CCDカメラによる土木構造物の計測
- 鋼橋用大型部材の測定(大寸法の計測技術)
- STM画像の結晶格子による補正
- 結晶格子を用いた実時間2次元変位エンコーダの開発 (第3報:数100nm領域での制御)
- CO_2レ-ザ-によるセラミックスの穴あけ加工
- 結晶格子を基準とする微小長さ測定(第2報) : 逆格子ベクトルを用いた自動格子計数法
- 結晶格子を基準とする微小長さ測定(第1報) : 2次元FFTによるSTM画像のゆがみ成分の抽出とその補正
- 19.1 測定機器(19.情報・精密機械)
- 結晶格子スケールの現状とその応用 (特集 最近の光計測検査技術)
- 321 結晶格子を基準とする長さ・角度測定
- 結晶格子スケールとレーザ干渉計を複合した絶対測長器の開発 : 第1報 : 基本原理と装置構想
- 知的精密計測
- 結晶格子表面の格子定数計測装置の試作
- 周波数可変ダイオードレーザを光源とする位相変調ホモダイン変位計測干渉計 : —第1報:要素技術の開発—
- ニューラルネットワークによる工作機械壁面熱伝達率の推定
- 工作機械壁面熱伝達率の推定 : 第2報, 複数面の熱伝達率の推定
- 工作機械壁面熱伝達率の推定 : 第1報, 平均熱伝達率と内部熱源の強さの推定
- 工作機械壁面熱伝達率の推定
- 逆解法による工作機械壁面熱伝達率の同定 (その4)
- SPMステージの広範囲精密駆動法の開発と評価
- 結晶格子を用いた実時間2次元変位エンコーダの開発(第2報 : 特定原子配列に沿った方向の変位測定)
- 結晶格子nmスケールのμmレベルの測長 (第5報 : 極低熱膨張ガラスを用いたSTMでの測定)
- 結晶格子を用いた実時間2次元変位エンコーダの開発 (第1報STM探針の運動制御と原子頂点検出)
- 熱ドリフトフリーSTMの開発とその評価
- ニューラルネットワークによる工作機械壁面熱伝達率の同定
- 2A1-I12 競技用ロボットの設計製作を通したメカトロ教育(ものづくり教育・メカトロニクスで遊ぶ)