全症例で著効を認めたホヤ喘息の精製抗原による減感作療法
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概要
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ホヤ喘息は典型的なI型職業性喘息である. 本症患者22例, 22〜69歳, 女性を対象として, 高濃度精製ホヤ抗原Ei-M, 分子量22,800による免疫療法を2年間実施した. 一般の気管支喘息を合併した1例は, 冶療開始早期に脱落したが, 他の21例では急速に優れた効果がえられた. これらの症例はカキのむき身作業に従事しても発作は起きず, 対症療法剤も不要であった. 血清抗Ei-M IgG抗体は冶療後に有意に増加した. 副作用を認めた症例はなかった.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1991-09-30
著者
-
城 智彦
県立広島病院内科
-
桑原 正雄
県立広島病院
-
大塚 正
広島市
-
桑原 正雄
県立広島病院呼吸器内科
-
小泊 好幸
広島市医師会運営・安芸市民病院内科
-
小泊 好幸
県立広島病院呼吸器科
-
勝谷 隆
フマキラー 開発本部
-
坪井 信治
坪井内科呼吸器科医院
-
坪井 信治
大竹市
-
小埜 和久
広島大学工学部
-
岡 智
広島大学工学部発酵工学科
-
岡 智
広島文教女子大学
-
小埜 和久
広島大学工学部発酵工学教室
-
勝谷 隆
広島県廿日市市
-
城 智彦
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