全身性エリテマトーデスにおけるインターロイキン2の産生ならびにインターロイキン2に対する反応性の欠陥
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
全身性エリテマトーデス(SLE)患者のTリンパ球によるインターロイキン2(IL2)産生能は, 正常者のそれに比べて有意に低下していた.このT細胞の欠陥は, ヘルパー・インデューサー細胞を含むOKT4^+細胞ならびにサプレッサー・細胞障害性T細胞を含むOKT8^+細胞の両細胞系列にまたがる欠陥であった.一方, IL2に対するSLEリンパ球の反応については, 正常反応を示す群と, 反応の悪い2群に分類できたが, 後者の患者群のT細胞サブセットを用いた解析は, 反応性の低下がOKT4^+細胞の欠陥に基づいており, OKT8^+細胞は正常反応を示すことを証明した.このように, 免疫反応を調節するIL2の活性不全が, SLEの病態構築に関連することが示唆された.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1983-07-30
著者
-
上田 裕司
島根医大第三内科
-
坂根 剛
島根医科大学内科
-
村川 洋子
島根医科大学第三内科
-
村川 洋子
島根医大第三内科
-
恒松 徳五郎
島根医科大学第3内科
-
高田 伸介
島根医大第3内科
-
高田 伸介
島根医科大学第三内科
-
上田 裕司
島根医科大学第三内科
-
上田 裕司
島根医科大学第3内科
-
村川 洋子
島根医科大学第3内科
-
高田 伸介
島根医科大学第3内科
-
恒松 徳五郎
島根医科大学内科
関連論文
- 自己リンパ球混合培養反応を指標にして同定した全身性エリテマトーデス患者の欠陥リンパ球Populations : 一卵生双生児姉妹およびその家族構成員のリンパ球による解析
- 全身性エリテマトーデスに続発した無巨核球性血小板減少症の1例
- 2. 自己免疫疾患と hemophagocytic syndrome
- 13) 高齢者の乾燥症状に対する白虎加人参湯の治療効果
- 151 Hyper γ-globulinemiaの経過とステロイド剤への反応性を追えたMikulicz型Sjogren症候群における末梢血リンパ球の変動
- 53 全身性エリテマトーデス(SLE)患者におけるサイトカイン産出パタン
- 464 FK506による抗体産生抑制機序
- 387 老化とBリンパ球機能
- 152 全身性エリテマトーデスにおけるT, Bリンパ球機能の異常素因
- 100 In vitro B細胞機能検査による全身性エリテマトーデスの活動性の評価