小児におけるWrightピークフロー値の検討
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概要
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Wrightピークフローメーターによるピークフロー(WPFR)を小児(6-15才)437名を対象に多施設協同で検討した.5日間連続, 登校時と下校時とに測定したところ, 日内変動が認められたが, 日間変動は認められなかった.WPFRは身長と最もよい相関関係がみられ, なおかつ単一の直線関係にあたっため, 標準値予測式を身長に関する一次式として求めた.WPFRは流速計によるflowと比較すると200l/min以下, 400l/min以上では低値を示した.安静時のWPFRはFVC, FEV_<1.0>およびMMFときわめて高い相関関係が認められた.しかしながら, 喘息児における運動負荷後のWPFRとFEV_<1.0>との変化は必ずしも相関がみられなかった.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1982-09-30
著者
-
四宮 敬介
国立姫路病院小児科
-
鳥居 新平
シックハウス症候群の診断・治療法および具体的方策に関する研究班
-
赤坂 徹
小児アレルギー学会疫学委員会
-
西間 三馨
小児アレルギー学会疫学委員会
-
四宮 敬介
昭和大学
-
荒井 康男
小児アレルギー研究会・EIA基準作成委員会
-
飯倉 洋治
小児アレルギー研究会・EIA基準作成委員会
-
四宮 敬介
小児アレルギー研究会・EIA基準作成委員会
-
寺道 由晃
小児アレルギー研究会・EIA基準作成委員会
-
鳥居 新平
小児アレルギー研究会・EIA基準作成委員会
-
三河 春樹
小児アレルギー研究会・EIA基準作成委員会
-
寺道 由晃
東埼玉病院
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