空気ダンパの設計法に関する一考察(<特集> ダンピング)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this paper, we discuss a method for designing an air damper composed of a piston and a cylinder. When we design an air damper, we usually attend to obtain heavy damping. The amount of damping in the air damper, however, is limited by the compressibility of air. In an incompressible fluid damper such as the oil damper, the damping would increase with an increase in the length of the piston and a decrease in the clearance between the piston and the cylinder. In the air damper, the maximum damping is achived at a finite piston length and clearance Infinite length of the piston and zero clearance produce no damping, because the air does not flow through the clearance. This paper presents a simple expression for calculation of the optimum piston length and clearance. The optimum design conditions of the air damper are tested on a vibratory model. The experiments showed that the present expression is useful for designing air dampers.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1993-10-25
著者
-
浅見 敏彦
姫路工大
-
浅見 敏彦
姫路工業大学工学部
-
細川 [ヨシ]延
姫路工業大学機械工学科
-
細川 〓延
姫路工業大学工学部
-
細川 延
姫路工業大学機械工学科
-
細川 延
姫路工業大学
-
桃瀬 一成
姫路工業大学
-
入部 恭輔
姫路工業大学大学院
-
細川 [ヨシ]延
姫路工業大学
関連論文
- 自律推進する魚モデルの遊泳に関する数値的研究(流体工学,流体機械)
- D&D2009におけるダイナミクスと制御の研究動向(D&D2009)
- 1604 自律推進する魚モデルの遊泳に関する数値的研究(OS16-1 生物・生体工学に関する流れ,オーガナイズドセッション)
- 2721 2自由度振り子の非線形相互干渉を考慮した渦励振の数値シミュレーション(J20-5 流体関連の騒音と振動(5) 流体連成振動の解析法,ジョイントセッション,21世紀地球環境革命の機械工学:人・マイクロナノ・エネルギー・環境)
- 水平からわずかに傾斜した上向き加熱平板上自然対流の流動と伝熱
- 上向き傾斜加熱平板まわりの自然対流の流動と伝熱
- 520 チモシェンコ梁理論に基づく有限要素解析 : 新規補間関数の提案
- 520 チモシェンコ梁理論に基づく有限要素解析(新規補間関数の提案)
- 717 格子ボルツマン法による単振動平板まわりの流れ解析
- 717 格子ボルツマン法による単振動平板まわりの流れ解析
- 223 代数的方法による動吸振器の最適設計
- 605 リヤプノフ関数を用いたセミアクティブ免震制御系の設計
- 538 安定度最大化規範に基づく三要素型動吸振器の最適設計
- 三要素型動吸振器のH_2最適化設計(機械力学,計測,自動制御)
- 633 三要素型動吸振器のH_2最適化設計(動吸振器2)(OS.10 : ダンピング)
- 減衰系に取り付ける動吸振器のH_2最適化における代数的厳密解
- 664 減衰系に取り付ける動吸振器の H_2 最適化における代数的厳密解
- 動吸振器の最大振幅倍率最小化設計における代数的厳密解 : 第2報, ヒステリシス減衰動吸振器の場合
- 動吸振器の最大振幅倍率最小化設計における代数的厳密解 : 第1報, 粘性減衰動吸振器の場合
- 動圧オイルダンパの減衰力の温度依存性について
- 空気ダンパを用いた動吸振器による制振 : 三要素型動吸振器の設計理論
- オイルダンパにおける油の圧縮性の影響について : 第2報, 理論解析の概要と実験的検討
- 7. ダンピング : 7・4 減衰を含む構造物の振動解析 (機械工学年鑑(1995年)機械力学・計測制御)
- 7. ダンピング : 7・3 制振材料・制振鋼板 (機械工学年鑑(1995年)機械力学・計測制御)
- 多孔板を用いた整流装置の研究
- 熱対流場の温度分布を用いた流れ場の推定
- 分岐管におけるキャビテーションに関する実験的研究
- 分岐損失の干渉に関する研究 : 第3報-円形断面十字管路に生ずる分岐損失係数の表示
- 近接した2本の支管をもつ直角分岐管路の損失について
- ダンピング測定に及ぼすモード連成の影響について : 周波数応答関数の絶対値, 実数部, 虚数部による減衰測定
- 屈折管のキャビテーション性能に関する研究 : 第2報-二重屈折管の場合
- 屈折管のキャビテーション性能に関する研究 : 第1報-単一屈折管の場合
- ニューラルネットワークを用いた物体内発熱源の同定
- ディーゼル機関の渦室内空気流動シミュレーション : k-εモデルの場合
- 合流管のキャビテーション性能に関する研究
- パンチングメタルの抵抗特性
- 西欧における在来形水車の歴史とその性能
- 連続して設置した絞りの抵抗とその干渉 : 第2報-2枚の有孔板の干渉
- 連続して設置した絞りの抵抗とその干渉
- 多孔板の抵抗特性 : 第2報、流出角係数と旋回流の整流
- 多孔板の抵抗特性 : 第1報、抵抗係数
- 絞り形態をもつ管路要素に生ずるキャビテーション
- 空気ダンパとその応用-2-
- 空気ダンパとその応用-1-
- 1313 自律推進型魚モデルの遊泳数値シミュレーション(GS-5 流体数値シミュレーション)
- エンドミル加工における切削力の予測とその精度 : 重ね合わせ法による簡易予測法
- 流体減衰器のダンピング特性 : オイルフィルムダンバ, オイルダンパと空気ダンパ
- 不規則励振を受ける機械の防振架台の設計理論
- 空気ダンパの基礎的研究 : 第2報, 理論解析の概要と実験的検討
- 空気ダンパの基礎的研究 : 第1報, 理論解析
- 不規則励振を受ける構造物に取付ける動吸振器の設計理論
- 二自由度系の防振理論 : 第2報,基礎から遠い側の質量に調和加振力が作用する場合
- オイルダンパの基礎的研究 : 第5報,シリンダとピストンの偏心の影響
- 減衰可変オイルダンパの研究 : 第1報,ピストンに円形孔流路を有するオイルダンパの解析
- オイルダンパの基礎的研究 : 第4報,シリンダとピストンがともに単振動をする場合
- 二自由度系の防振理論 : 第1報,変位加振系
- オイルダンパの基礎的研究 : 第3報,デカルト座標系と円筒座標系による解の比較
- 空気ダンパの設計法に関する一考察( ダンピング)
- 主系の減衰を考慮した動吸振器の設計式について : 最小分散規範に基づく設計法( ダンピング)
- 複合放電による高温ガス核生成過程の数値シミュレーション
- 振動加熱円柱の局所熱伝達特性に関する一考察
- オイルダンパにおける油の圧縮性の影響について
- ディーゼル機関の渦室内空気流動シミュレーション : 空気流動におよぼす連絡孔の影響
- 縮小管のキャビテーション性能
- 合流管のキャビテーションを伴う流れ
- 吸入スワールと吸気弁出口の流れ
- ぬれにくい回転水平円管外面における水滴の挙動
- ぬれにくい水平円管外面における水滴の挙動
- ぬれにくい傾斜面上を落下する水滴の速度と幅
- 大きな減衰の測定法
- 主系の減衰を考慮した動吸振器の設計式について : 第2報,定点理論に基づく設計法
- 磁気ダンパに関する実用設計式の提案 : 長屋・小島の式の収束性の改善
- 仕切り弁におけるキャビテーションを伴う流れ
- ビーム形ロードセル式上皿ばかりに及ぼす基礎振動の影響
- 7. ダンピング : 7・2 動吸振器 (機械工学年鑑(1995年)機械力学・計測制御)
- 7. ダンピング : 7・1 ダンパ関係 (機械工学年鑑(1995年)機械力学・計測制御)
- オイルダンパの基礎的研究 : 第2報,非定常流として解析した場合
- オイルダンパの基誰的研究 : 第1報,定常流として解析した場合
- B-6 吸込口近傍の抵抗体に生じるエネルギ損失
- B-7 パンチングメタルを通る流れ
- A-15 縮小管のキャビテーションを伴う流れ
- A-3 合流管のキャビテーションを伴う流れ