土質材料における塑性理論の修正
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The theory of plasticity in soil has been established in such a framework that the hardening modulus h vanishes when volumetric compressive strain rate ε_p is zero. In general, soil shows dilatancy under relatively low pressure and h becomes negative. This is called strain softening. We have discussed the criterion of plastic instability in soil. In plastic instability the state which permits multiplicity of the solution arises. Consequently, the criterion is shown to be characterized by h=0. However, at ε_p=0 the plastic instability is not generally observed in practice. Furthermore, for h<0,stable deformation has been observed in many cases. Such inconsistencies exist between the theory and the observation. Next, we point out another inconsistency in the loading criterion of strain softening. The loading criterion does not clearly distinguish strain softening from unloading. For resolving these inconsistencies, it is necessary to make the expansion characteristics of the yield surface consistent with the hardening properties of soil. Then, we can exclude the phenomenon of strain softening. Such conformity of hardening characteristics in yield surface with hardening properties of soil makes it possible to develop a unified theory of plasticity in soil.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1998-05-25
著者
関連論文
- ソフトウエアデータムによる長尺形状測定
- 基礎物理学実験レポート評価法の信頼性についての研究
- 基礎物理学実験における学習と指導
- 高速回転スピンドルモータのラジアルモーションの測定(機械要素・加工3)
- ソフトウエアデータムによる円盤面形状測定に関する研究(第2報) : 反転法による円盤上円周形状と軸の回転誤差の分離
- ソフトウエアデータムによる円盤面形状測定に関する研究(第1報):3点法による円盤上円周形状と軸の回転誤差の分離
- 真円度形状と軸の回転精度測定のための3点法への逆行列法の適用(第2報) : 実験装置の試作とデータの解析
- 真円度形状測定と軸の回転精度測定のための一般化された3点法への逆行列法の適用について
- 零点補正型差動レーザオートコリメーションに関する研究
- 真円度形状と軸の回転精度測定のための3点法への逆行列法の適用
- 3点法による真円度形状測定と軸の回転精度測定に関する一考察
- 3点法による軸の回転精度測定に関する一考察
- 押出し加工における中心割れ発生の多価規準による予測
- 固有状態と多価条件の関連
- 金属板の局所くびれ解析に見られる解析構造の矛盾点
- 3点法真円度測定法における検出子間の特性ずれの影響
- 逐次2点法の功罪
- 小麦生地の圧延過程における変形挙動の解析
- 円筒と板の張出し変形における成形性
- 平面ひずみ押出し加工の中心割れ発生の予測
- タングステン被覆ダイヤモンド焼結複合工具の研削特性(材料・構造の衝撃問題)
- 合成ダイヤモンドの破砕強度と形状係数の関係
- 段曲げ加工部品の変形挙動 : 第2報,スプリングバック
- 段曲げ加工部品の変形挙動 : 第1報,板の見かけの伸び
- 土質力学における限界状態と多価条件の関連
- 多価性に準拠した成形性の予測
- せん断帯解析における境界条件の乱れ
- Storen-Rice法の局所くびれ解析における境界条件の乱れ
- 板鍛造における割れ発生の予測
- 金属粉末のひずみ制御圧密における降伏挙動に関する考察
- 金属粉末円柱体の側圧付加軸圧縮における降伏挙動に関する考察
- 異方性板の引張試験について
- 二軸引張変形を受ける金属板の成形限界について : 第2報,移動硬化則の導入と実験値との対比
- ソフトウェアデータムによる形状の絶対測定
- 結晶粒境界を輪郭パターンとする塑性ひずみ測定法
- 降状曲面の,予変形方向を基準とした曲面形状
- 座標系の回転に伴う, 応力空間における等価応力状態について
- 二軸引張変形を受ける金属板の成形限界について : 第1報,成形限界条件
- 円柱状ボイドの成長に及ぼす加工硬化の影響
- 二軸引張り変形を受ける金属板の成形限界ひずみについて
- ハイドロフォーム法の圧力経路依存性について
- 局所くびれ解析におけるStoren-RiceとHillの手法の等価性
- 土質材料における塑性理論の修正
- 土質材料を対象とした, Rudnickiらの局所化解析に見られる解析構造の矛盾点
- 多価条件と塑性不安定の関連
- 塑性加工における延性限界の予測
- 零点補正型差動レーザオートコリメーションに関する研究
- せん断帯解析に見られる解析構造の矛盾点
- 土質材料におけるせん断帯の形態予測
- 土質材料における塑性不安定基準
- 拡散くびれの本質的規準
- 土質材料におけるせん断帯の形態
- 塑性不安定の本質的規準
- 局所くびれの形態について
- 塑性変形におけるひずみ経路と応力経路の間の相関
- 特性曲面としての局所くびれ面
- くびれ発生時における力の平衡について
- 歯車形状の非接触迅速測定法に関する研究(第4報) : 光触針式2点法歯車歯形測定システムの試作
- 塑性不安定規準
- 塑性変形におけるせん断帯と特性曲面の関連
- 局所くびれ解析における不連続面と平衡について
- 312 真直度形状測定のための最小不確かさ評価に基づくソフトウエアデータムに関する研究(計測)
- 複数の測定子を用いた真直度測定法において測定子の空間周波数特性の違いが測定結果に及ぼす影響
- 複数の測定子を用いた真直度測定法における測定子較正誤差の不ぞろいの影響
- 据込み加工における自由表面延性の予測