運動が形態の発育と成熟に与える影響について
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概要
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思春期の子供の発育に運動が与える影響を明らかにするため. サッカー部に所属する男子学童(運動群)と一般の男子学童(対照群)について生体計測と骨年齢の測定を行って,次のような結果を得た. 1)各生体計測値は,対照群が大きい傾向にあった. 2)骨年齢は対照群が早熟傾向を示した. 3)各生体計測値と骨年齢,暦年齢の相関係数は両群とも骨年齢で高く,特に運動群では両相関係数間に差がみられた. 4)各生体計測値,骨年齢の増加量の相関分析から,運動群では身長等の骨格系の発育と体重・胸囲の発育に相違がみられた. 5)運動が骨年齢の早熟化に与える影響はみられないが,骨の量的,質的な発育の関係を密接にすることが示唆された.
- 日本体力医学会の論文
- 1986-04-01
著者
-
佐竹 隆
日本大学松戸歯学部解剖人類形態学
-
岡島 佳樹
玉川大・文
-
浅見 俊雄
東京大学教養学部
-
浅見 俊雄
東京大学
-
浅見 俊雄
東京大学教養学部教授
-
跡見 順子
東京大学教育学部
-
黒田 善雄
東京大学教養学部体育研究室:(現)順天堂大学体育学部
-
跡見 順子
東京大学教養学部
-
岡島 佳樹
東京大学教育学部
-
黒田 善雄
東京大学教養学部体育学教室:(現)順天堂大学体育学部
-
佐竹 隆
日本大学松戸歯学部
-
佐竹 隆
日本大松戸歯解剖1
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