理学療法士のケアマネジメント関連項目に対する自己評価の特徴に関する研究
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概要
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本研究は, 理学療法士(PT)のケアマネジメント関連項目に対する自己評価の特徴を明らかにし, 今後のあり方検討への一助とすることを目的とした. 対象はPT210名, コントロール群(他保健福祉専門職)922名であり, ケアマネジメント関連項目評価票への回答を依頼した. 97.1%以上のPTが本項目の必要性を認め, 職種間による差異は少なかった. クラスター分析による項目間の構造の妥当性が得られ, クロンバッファα係数は各領域で0.95以上と高い信頼性が得られ, 本評価票の指標としての可能性が示唆された. PTのケアマネジメント自己評価特性から, 専門職が共有可能なケアマネジメント評価法の確立の必要性が示された.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 1998-12-18
著者
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高山 忠雄
東北文化学園大学
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安梅 勅江
国立身体障害者リハビリテーション研究所
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高山 忠雄
岡山県立大保健福祉総合研究所
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高山 忠雄
岡山県立大学保健福祉学科
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安梅 勅江
国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
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