甘しょ種子の発芽に関する研究 : 第7報 硫酸処理後の種子の保存方法が硬実性や発芽に及ぼす影響
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概要
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1 夏種子の実用的な保存方法を知る目的も兼ねて,硫酸処理で硬実性を消去した8組合せの種子を9ヵ月間の保存して種子の硬実性や発芽力の変化の有無について実験を行なった。2 採種後間もない種子の硬実性を消去するには僅か1O分間の硫酸処理で充分であり,それ以上の処理を必要としたものは少なく,種子の発芽歩合も高いものであった。3 種子の硬実性を消去してもこれを乾燥保存すれば種子によっては再硬実化するものがあることがわかった。発芽力の変化については一定の傾向を示さず,明確な結論は下し得なかった。
- 日本作物学会の論文
- 1975-07-10
著者
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