甘藷種子の保存条件が発芽に及ぼす影響(予報)
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概要
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甘藷の育種ならびに遺伝的研究を行うに当り,しばしば種子を保存する必要が生ずるが,まだその適当な方法が知られていない。筆者らが先に行った実験では,甘藷種子は僅か1年間の保存でも保存条件の違いによって,種子の発芽歩合や硬実の進み方に差異がみられる。そこでさらにこれらの点を確めて最も適当な種子の保存条件を知るために,種子保存場所の温度,湿度が種子の発芽や,硬実の進み方に及ぼす影響を検討した。なお実験は継続中であるが,ほぼ実用的な保存方法が掴めたのでその概要を報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1959-12-08
著者
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