甘しょ種子の発芽に関する研究 : 第2報 交配組合せならびに保存方法と発芽との関係

元データ 1971-12-10 日本作物学会

概要

1.交配組合せならびに保存方法と発芽の関係を明らかにするため,室内放置区,高温乾燥区,室温乾燥区低温乾燥区の4条件のもとで,九州12号×ナカムラサキ,鹿系3-96×蔓無源氏,護国藷×農林7号,I95-57×MT1351の4組合せの種子を保存し,1年毎に4回発芽試験を行った。2.種子の吸水に必要な硫酸処理時間は種子を室内に放置した場合は短く,乾燥条件においた場合ははるかに長かった。種子の発芽歩合は吸水し難いものほど高く,吸水し易いものほど低く,硬実性が種子の寿命にも大きく影響することを示している。3.乾燥区の吸水に必要な硫酸処理時間が1年目からかなり長くなり,それ以後あまり変化しないことから硬実性も1年以内にかなり強くなり,以後変化しないものと思われる。4.組合せ間に認められた吸水性の差は種子の発芽歩合にも影響しており,硬実性に組合せの差が亭在するものと思われる。

著者

安藤 隆夫 東海近畿農試
安藤 隆夫 東海近畿農業試験場
安藤 隆夫 九州農試
湯之上 忠 九州農業試験場

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