バレイショ塊茎のグリコアルカロイド含量 : 緑化程度による品種系統間差異
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概要
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曝光によって生じる塊茎の緑化程度で予備選抜した系統について,緑化程度,GA含量および調理時のエグ味を検討した。GAの主な成分はα-チャコニンとα-ソラニンであるが,野生種との種間雑種に由来する系統の中にはこれらとは異なるGA成分を有する系統がある。塊茎の曝光による緑化程度とGA含量の間には直接的な関係はなく,14日間曝光した後のGA含量は,最高値を示した系統で44.7mg/100gに達したが,Jubelの二倍性半数体のW62421-H.2は最低値の11.9?/100gであった。選抜した低GA含量の系統の母水利用が考えられる。
- 日本作物学会の論文
- 1995-05-15
著者
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