ラジノクローバーの秋の刈取が翌春の生育・収量におよぼす影響
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概要
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(1) ラジノクローバーの秋の刈取時期およびその間隔が翌春の生育・収量におよぼす影響を調査した。(2) 秋の刈取時期および間隔によって翌春の再生に明らかな差がみられ, 特に草丈, ランナー数および生草重には有意な差をもってその影響が認められた。(3) 根雪前のランナーの風乾重およびその風乾率にも区間差がみられた。そして春の再生の良否と密接な関係がみられ, 春の再生が良い区ほどランナー重が重く且つ風乾率も高かった。(4) 秋と春の合計収量は春の収量によって左右されるところが大きいので, 秋と春の合計収量を大きくするためには, 秋の刈取は春の再生をよくするような方法をとるのがよく, そのためには根雪前のランナーの貯蔵養分が多くなるように秋の刈取法を考えるべきである。
- 日本作物学会の論文
- 1965-03-15
著者
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