灌漑水の塩分濃度が水稲の生育と収量に及ぼす影響について
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概要
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イネの塩害は生育の時期によって被害程度が異なり, 幼穂発育期の塩分ストレスが生育および収量へ大きな影響を及ぼすと報告されている。本実験においても, 幼穂発育期にあたるB期間の影響が最も大きく, 収量は塩分濃度2000ppmで70%も減少し, さらに高塩分濃度では収量は皆無に近かった。しかし, 他の期間ではB期間の1/3程度の被害で収まったことから, 処理時期により減収程度が大きく異なることが明らかになった。
- 日本作物学会の論文
- 2001-07-26
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