育苗培土の増量資材としての籾がらの利用法について
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概要
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最近の稲作は機械移植栽培が大半を占めるに至ったが、この普及拡大とともに育苗培土の不足が問題として派生し、大規模育苗センターはもとより、個々の農家でも年々山土の採取が困難となり市販の培土に依存する傾向が多くなっている。特に、近年北部高冷地帯を中心に関心が高くなった中苗栽培では疎播の必要性から稚苗より更に多くの培土を必要とし、このことが中苗栽培の普及上に1つの大きな問題となっている。そこで、主として中苗育苗を対象にして、稲作農家で最も入手し易い籾がらの利用について昭和50年より検討し、培土の増量資材として実用化にある程度の見通しを得たのでその概要を報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1977-07-21
著者
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