ベノミルおよびチオファネートメチルの残留分析法
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概要
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MBC自身がケイ光スペクトルを有することに着目し, ベノミルおよびチオファネートメチルを有機溶媒で抽出し, 溶媒転溶により精製した後, ベノミルは酸性条件下で加水分解してMBCとし, チオファネートメチルは閉環反応によりMBCとして, ケイ光光度計を検出器とする高速液体クロマトグラフィーで定量することを試みた.ベノミルは土壌, きゅうり, トマト, もも(果肉および果皮), みかん(果肉および外皮), チオファネートメチルは土壌について分析した.いずれの試料でも定量が可能であり, 従来の方法に比べて簡便で感度も良好である.
- 日本農薬学会の論文
- 1977-02-20
著者
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