三次元物体の断面測定と形状の復元化
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概要
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三次元形状をもつ物体に関して, その断面輪郭を非接触でとらえる方式として光学的手法を提案する.まず, レーザ光で物体をを走査し, このとき得られる光切断面を撮影する.次にフィルム上に記録されたパターンを平面上に逆投影して物体の断面を得るようにする.この考え方を具体的に実現するためにとられた手法を示す.種々の実験の結果, 本法は小さな固い物体はもとより, 生体のような大きい物体に対しても適用できることがわかった.更に得られた断面を積み重ねることによって, 原物体の形状を復元することもできる.復元の精度の一例として, 人体モデルの場合, 断面線長にて数mm以内の誤差におさめることができる.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1982-09-05
著者
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