医療・看護実践および教育の場における"クリニカル・エシックス"の役割 : アメリカの動向と日本での展開の可能性について(第6回日本生命倫理学会年次大会分科会「医療・看護とバイオエシックス」発表 : 原著)
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概要
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After a period of principlism in the late 1970's and anti-principlism in the 1980's, the "Clinical Ethics" movement has evolved in the US. The movement has been basically initiated by the medical profession and some bioethicists. In this report, the definition, issues in teaching, research, ethics committees and future direction of "Clinical Ethics" are summarized by citing 5 articles from The Journal of Clinical Ethics, first published in 1990. The goal of "Clinical Ethics", as clearly described in these articles, is to improve the quality of patient care by identifying, analyzing and attempting to solve the ethical problems that arise in the practice of clinical medicine. The starting point for ethical analysis is the encounter between patient and health care provider and the importance of the clinicians'perspective in that interaction is stressed. A review of relevant books, conference reports, some articles criticizing this development are included. This kind of framework, which is applicable and powerful in the clinical setting, can also be developed in Japan. Old professional medical ethics should be developed into a broader concept of "Health Care Ethics" which embraces the consideration of bioethics in general. "Clinical Ethics" in Japan can be placed into one field of "Health Care Ethics", and will focus on exploring good quality of care for an individual, identified patient within a specific circumstance.
- 日本生命倫理学会の論文
- 1995-04-30
著者
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