食物摂取状況に対する自己評価(第1報) : 食物摂取状況とそれに対する自己評価
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概要
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自分自身の食物摂取状況をどの程度把握しているかを検討した。その結果は次の通りである。(1) 対象者の4割が, エネルギーについてはとり過ぎていると考えていた。(2) カルシウム, 鉄, ビタミン類については, 対象者の7割以上が, 摂取不足の認識をもっていた。(3) 食品群別摂取量については, 7割以上の者が, 2群, 3群, 4群の食品の摂取が不足していると考えていた。(4) 自分の摂取量をほぼ適切に把握していた者は, たんぱく質については約7割, エネルギー, カルシウム, 鉄については6割以上, ビタミン類については約5割であった。食品群については, 2群の摂取量の把握が不十分であった。終わりに, 調査にご協力いただいた皆様にお礼申し上げるとともに, 資料収集および集計にあたった肥田ともみ氏に感謝いたします。
- 1997-04-20
著者
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