一般内科における医原性疾患(医原性疾患 第6回日本精神身体医学会総会より)
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概要
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The consept of iatrogenic disease was limited to that caued through psychological mechanism.The material studied were 30 hospitalized patients, 11 out-patients and 9 from the Health Counselling Unit of the Tokyo University Branch Hosgital respectively. As a result of the analysis made of the 50 cases, iatrogenic factors were placed under four groupings, namely : Discrepancy in diagnosis made by the physician", "Social and psychological problems", "Purely medical problems" and , "Doctor-patient relationship preblems".It was also made clear that the personality of the patient played an important part in the development of the disease and the fact that environmental factors could not be neglected. As for the neurotic types in iatrogenic disease, the hypochondriac type was most prominent, followed by the anxiety neurotic type, hysteric type and phobic type. No depressive reactions were found among our cases. In order to observe the influense of the doctor's word or behavior on the patient's somatic functions, a continuous recording of the electrecardiogram was taken on 4 cases under hypnotic suggestion and 7 under stress interview. A depression of the S-T segment was observed in 1 case under stress interview. From the abovementioned findings, it was revealed that iatrogenic disease is not caused by a single factor, but by more than one and that each influences one another. The importance of the rightful recognition and usderstanding of the fact that an illness possesses a dual meaning, one as perceived by the patient and the other by the doctor was realized.
- 日本心身医学会の論文
- 1965-10-01
著者
-
石川 中
東京大学医学部分院心療内科
-
大塚 寛子
東大第4内科
-
青木 満智子
東大分院健康相談部
-
石川 中
東京大学分院心療内科
-
大塚 寛子
東京大学医学部(分)小林内科
-
青木 満智子
東京大学医学部分院健康相談部
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