有機食品の検査認証制度創設の意義と今後の課題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Recently, diversified distribution system of the organic foods has made it necessary for producers to label for its identification and certification of organic products and thus to provide a signal to consumers. In Japan, the inspection and certification system of organic foods will go into effect from April, 2000. The significance of the new system is as follows : 1) the improvement of the reliability of the organic labeling under perfect information, 2) the exclusion of the false organic foods from the market, and 3) the avoidance of adverse selection under asymmetric information. The future agenda include : 1) the expansion of the certification system to the integrated products, 2) the provision of economic measures to the organic farmers, 3) the accomplishment of the concrete policy to promote production and marketing of organic foods, and 4) the establishment of marketing system that places importance on cooperation with the producer and the consumer.
- 神戸大学の論文
- 2000-02-25
著者
-
保田 茂
神戸大学農学部食糧生産管理学
-
保田 茂
神戸大学農学部食料生産管理学
-
小川 華奈
日本学術振興会特別研究員
-
保田 茂
神戸大学農学部食料環境経済学研究室
-
保田 茂
神戸大学農学部
-
小川 華奈
日本学術振興会
関連論文
- 食料および水供給のバックアップ・システムに関する研究 : 兵庫県南部地震を教訓として
- 有機JAS制度の運用と今後の課題
- 都市災害と農村・都市連携システム
- 農業経済研究と危機管理思想
- 大学紛争と学部改革(神戸大学農学部の歴史)
- 総合農協による有機農業と産直を基軸にした協同組合地域社会の建設
- 有機農業における土地利用方式
- 有機農産物の表示基準制度化に関する考察
- 有機農産物の市場流通と表示基準
- 食生活における季節性の変化に関する考察
- 有機農業論の系譜とわが国の特徴
- 非循環型農業の技術論的考察
- 食生活の変化と地域農業の課題
- 農業技術アセスメントに関する考察
- 戦後農薬利用技術の展開過程(2)
- 戦後農薬利用技術の展開過程(1)
- 有機農産物流通の制度化に関する考察
- 有機農業論の背景と論理(2)
- 有機農業論の背景と論理(1)
- 変貌するサラワクの農村
- 産消提携運動と有機食品の検査・認証制度
- 有機食品の検査認証制度創設の意義と今後の課題
- 有機農業の産地形成における自治体の役割 : 兵庫県大屋町の取組みを事例として
- 有機食品の検査認証制度創設の意義と今後の課題
- 有機農業の産地形成における自治体の役割--兵庫県大屋町の取り組みを事例として
- 有機農産物の国際統一基準の策定とわが国の制度的対応
- 有機農産物の国際統一基準の策定とわが国の制度的対応
- 有機食品の表示制度とJAS法改定 (オーガニック市場の新段階) -- (オーガニックフーズの基準・認証・表示問題をめぐって)
- 有機農産物表示ガイドライン改正の効果と今後の課題
- 有機農業生産とその経済的成立条件
- 有機物の地域循環システムの成立条件に関する考察 : 兵庫県下の堆肥化施設を事例として
- 農村女性加工グループ活動の展開と意義 : 兵庫県佐用郡内の加工グループ活動を中心として
- 環境創造型農業とレンゲ稲作 : 兵庫県八千代町におけるレンゲ稲作を事例として
- 農村女性加工グル-プ活動の展開と意義--兵庫県佐用郡内の加工グル-プ活動を中心として
- 環境創造型農業とレンゲ稲作--兵庫県八千代町におけるレンゲ稲作を事例として
- 兵庫県における生活改善普及事業の展開と意義:姫路市六九谷生活改善実行グループの活動を中心に
- 有機農産物の認証制度と地域農業の活性化:宍栗郡一宮町「有機の里やまだ」を事例として
- 有機農業技術の体系化に関する研究(2): 稲作技術を中心として
- 有機農産物の認証制度の基準に関する考察
- 有機農業技術の体系化に関する研究 : 有機農業実践農家の技術を中心として
- 有機JAS制度のシグナリングに関する一考察
- 環境情報源としての農産物表示制度に関する研究 : 環境ラベルの適用を中心として
- 有機JAS制度と日本の有機農業の転機
- イギリスの有機農業 : 土壌協会を訪ねて
- 農薬汚染問題と小農経営
- 農家の農薬使用に関する意識 (1) : 都市近郊野菜作農家における事例的研究
- 有機JAS制度導入の意義に関する情報経済学的考察
- JAS法改正による有機食品の検査・認証コストに関する研究
- 有機JAS制度の導入と有機農産物生産の状況変化 (検査認証制度導入後の有機農産物市場)
- 現代農産物にみる消費者の満足度
- 主産地形成と農薬問題
- 農産物の農薬汚染に関する消費者の意識
- 農薬多用技術批判の一視点
- 農業技術の矛盾と技術変革
- 稲作技術の「近代化」と農薬問題