有機農業の産地形成における自治体の役割 : 兵庫県大屋町の取組みを事例として
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概要
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The organic farming movement in Japan started when the Japanese Organic Farming Society was established in October, 1971. And it has been extended nationally in the form of direct tie-up relation between the organic farming producer and the consumer. Recently, the demand for organic farming products increased rapidly as consumer's needs for safer food increase. Moreover, concerns over the sustainable agriculture including organic farming have been adopted in agriculture policies. This trend indicates a reconsideration of the efficiency and productivity priorities that have invested in large amount of agricultural chemicals and chemical fertilizer. This policy was stated in the New Law of Orientation of Agriculture in 1999. In this law, the importance of multiple functions of agriculture and the rural villages are considered in order to maintain the country and its environment. Natural condition easily influences promotion of the sustainable agriculture such as organic farming. Thus it is difficult to circulate organic farming products in the marketing system. Therefore, for regional development of the organic farming, it is necessary to establish a integrated system by local government, agricultural cooperatives, agricultural extension center, and consumer's groups, in order to arrange production base and the circulation system and support the production technologies. In the case of Oya town, the local government leads the support system for production activities of the organic farming in Oya highland.
- 神戸大学の論文
- 2000-02-25
著者
-
保田 茂
神戸大学農学部食糧生産管理学
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保田 茂
神戸大学農学部食料生産管理学
-
鄭 萬哲
神戸大学大学院自然科学研究科博士後期課程
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鄭 萬哲
神戸大学大学院
-
鄭 萬哲
神戸大学大学院博士後期課程
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保田 茂
神戸大学農学部食料環境経済学研究室
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保田 茂
神戸大学農学部
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