精神看護学実習における学生の「学び」の内容分析 : 感想文における患者-看護者の相互行為に参加しての「学び」

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
本研究の目的は,精神看護学実習終了後の懸想文における「患者-看護者の相互行為に参加しての学び」を明らかにし,今後の精神君漢学実習の指導上の課題を検討することである.研究のデータは,実習を終えた学生77名の感想文であり,「学び」に関する内容分析を行った.その結果,学生は患者-看護者の相互行為に参加して,7コアカテゴリの学びを記述していたことが明らかになった.形成されたコアカテゴリは,【精神看護における患者への対応とその視点】の記述が最も多く,ついで,【精神看護における「患者-看護者関係」】,【精神障害者観の肯定的変化と人間(患者)理解】,【精神看護における看護支援の意義と内容】,【精神看護における看護師の役割・機能】,【学習成果の達成と価値づけ,今後の課題】であった.また,カテゴリの中で最も記述が少なかったのは,【自己の言動の振り返りおよび自分自身を見つめ直す機会】であった.
群馬県立県民健康科学大学の論文

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク