3週間の精神科看護実習における体験過程 : 学生の自己評価からみた患者・自己・関わり方の理解の変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study was to evaluate the improvement of students' level of understanding during the three weeks of psychiatric nursing practice. Weekly eighty students evaluated themselves on their self-awareness, their comprehension of patient behavior and the quality of the therapeutic relationship. As a result of this self-evaluation system, according to the students, their level of understanding improved in all three areas after three weeks. T-test comparisons of students' level of understanding after the three weeks indicated significant differences. However, the rate and degree of improvement varied. We concluded as follows; (1) students' self-awareness developed from the initial self-conscious stage to a greater awareness of others' perception of their behavior, and then on to an objective, professional attitude and performance, (2) the comprehension of patient behavior evolved from a superficial observation of the patient to a more empathetic awareness of the patient's values, motivation, and the nature of the patient's illness, and (3) the quality of the therapeutic relationship changed from concern about the patients' feelings in general, to a more constructive approach to create a comfortable atomosphere, responding to each patient's needs.
- 信州大学の論文
著者
関連論文
- Web上でのヘルス・ボランティア学習とボランティア学生学習支援プログラム開発 : 開発過程
- 海外ボランティアを行う看護学生向けサービスラーニングカリキュラムに必要な情報と支援策 : タイのコミュニティにおけるボランティア活動を通じた学習体験評価
- 米国におけるサービス・ラーニング(地域参加型教育)の理念と取り組み : ウィスコンシン大学とワシントン大学の視察調査とワークショップ報告
- L3021 劣等感の個人別構造分析
- 地域の健康問題に関する保健師による事業創出のプロセスと方策 : 課題設定と事業案作成の段階に焦点を当てて
- 看護に活かすナラティヴ・アプローチ
- 「行政保健師の職業的アイデンティティ尺度」の開発と関連要因の検討
- PG035 ミャンマー人留学生による母国の人間関係のPAC分析
- 保健師教育機関卒業時における技術項目と到達度
- 出生前遺伝子診断による選択的妊娠中絶の語り : モノグラフ
- 小地域単位の介護者セルフヘルプ・グループに参加することの意味の発展プロセス
- 看護研究のエボリューション : 看護の技を極める
- 保健師活動を説明する新たな視点 : 組織的知識創造理研に基づく活動モデルの提案
- 特定集団の人々が共有するルールを探究する : 看護の対象となる人々の実践知と研究者および実践が得るもの
- 質的研究方法を用いた学位論文審査のためのガイドライン (質的研究方法を用いた看護学の学位論文評価基準の作成--大学院博士課程における質的研究方法の教育)
- Community-Based Participatory Researchに関する文献レビュー (焦点 Community-Based Participatory Research--患者・家族・市民とともに創る研究)
- ディスカッション 看護職と患者・家族・市民が研究を協働するために (焦点 Community-Based Participatory Research--患者・家族・市民とともに創る研究)
- 日本の地域看護実践へ向けたCBPRの適用と課題 (焦点 Community-Based Participatory Research--患者・家族・市民とともに創る研究)
- 欧米における保健師活動の主要なモデル (焦点 目的重視型保健師活動モデルの開発過程とその成果)
- 「目的重視型保健師活動モデル」開発目的とそのプロセス (焦点 目的重視型保健師活動モデルの開発過程とその成果)
- グループ活動が地域に発展するための理論・技術 (焦点 グループ支援のための理論・技術・評価--地域看護に焦点を当てて)
- 訪問看護とホームヘルプサービスの利用に影響を及ぼす要因
- 日本語学習者と日本人日本語教師の授業観の比較 : 個人別態度構造分析法(PAC)による事例研究
- 在宅高齢者を看取る家族を支援した訪問看護師の看護観
- 実践・研究・教育における協働モデルの提案--地域看護職への倫理教育に関する研究を通して (日本看護倫理学会第2回年次大会)
- 鼎談 特定健診・特定保健指導とポピュレーションアプローチ--従来の保健師活動の中に、どう位置づけるか?
- 高齢者のエンパワーメント : 文化的見地からのアプローチ(シンポジウム「高齢者のヘルスプロモーションを支える看護の現状と課題」,日本老年看護学会第4回学術集会)
- エンパワメントと保健活動 エンパワメント概念を用いて保健婦活動を読み解く (特集 エンパワメントに着目した活動を)
- エスノグラフィーを取り入れた地域アセスメント--コロラド大学看護学部修士課程地域アセスメントコースに参加して
- 在宅障害者の機能訓練教室活動に関する評価的研究--教室参加者の社会関係に焦点を当てて
- 幼児の発達状態と気質に関する研究--1歳6か月と3歳時点の比較
- PD1-39 家族イメージのPAC分析 : PAC分析によるサブシズテムの構造分析(臨床)
- R.M.コワルスキ&M.R.リアリー(編著)安藤清志・丹野義彦(監訳), 『臨床社会心理学の進歩 : 実りあるインターフェイスをめざして』, (2001年, 北大路書房)
- 精神看護実習における学生の自分についての気づきの分析 : 1週目と2週目の自由記載の比較
- 既婚女性の性役割意識に関するPAC分析 : 子どもが生まれることによる変化について
- 在宅酸素療法患者の食事指導のあり方に関する研究--プロトコール作成と実施の試み (特集 テクノロジーの変化とケア:在宅酸素療法(HOT)患者に焦点を当てて)
- 言語データの解析法の具体例について(言語データの解析法の具体例について)
- 3週間の精神科看護実習における体験過程 : 学生の自己評価からみた患者・自己・関わり方の理解の変化
- 自立を支える在宅ケアの秘訣 (第12回日本在宅ケア学会学術集会)
- 編入学生の孤独感のPAC分析
- PA1-19 母親を取り巻く「育児ネットワーク」の比較機能 : 学歴、就業形態、ネットワーク構成員との心理的距離の影響(発達)
- PAC分析を効果的に利用するために
- 発達障害のある幼児をもつ韓国人母親の障害受容に関するPAC分析 : 社会的支援体制と育児ネットワーク機能の視点から
- PG32 韓国人既婚男子留学生の孤独感のPAC分析(社会,ポスター発表G)
- 韓国人留学生の孤独感のPAC分析
- 話題提供者:内藤氏の回答(研究委員会企画シンポジウム2言語データの解析法の具体例について)
- 教師の回想法による特定学級のイメージ構造分析(研究委員会企画シンポジウム2言語データの解析法の具体例について)
- 大学生の教職能力達成への手段の認知・保有感と統制感の研究 : 教職CAMI尺度の作成と教育実習との関連
- 「居場所」に関するPAC分析
- 教授過程 5-PE12 教育実習のPAC分析(2)
- 教授過程 5-PE11 教育実習のPAC分析(1)
- 人格3029 TAT 図版による個人別イメージ構造分析
- 国家資格としての保健師教育と基盤となる公衆衛生看護学の展望
- 学術集会長講演 家族を支える在宅ケアとは--療養者と家族の狭間で (第14回日本在宅ケア学会学術集会)
- 地域看護学の研究と発展 (特集 日本地域看護学会の発展と課題)
- 健康格差を是正する働きに期待 (特集 私の「保健師必要論」)
- 研究とは、看護実践上の問題や解決・改善方法を言語化して世に示す手段である (総特集 研究者を育てる--大学院における研究法の教育) -- (研究者を育てる--研究法指導の実際)
- 在宅ケアにおける倫理的問題と今後の課題 (特集 在宅ケアにおける倫理を考える)
- 保健師は日常の活動のなかで倫理的ジレンマを感じている (特集 現場のジレンマと向き合う技法--倫理的意思決定の「4ステップモデル」を活用しよう!)
- これからの「保健師」の実習で求められること (特集 看護基礎教育の方向性と保健師の教育)
- コミュニティを対象とした保健活動で求められるもの (特集 いま,改めて「コミュニティ」を考える)
- エスノグラフィー (特集 新しい研究法をめぐって--質的研究)
- Face2008 麻原きよみさん--聖路加看護大学教授
- 訪問看護ステーションのカンファレンスで活用するための事例提供ツールの開発と評価
- PB233 所属集団における人間関係の個人別構造分析
- 看護学生の患者・自己・関わり方に対する態度の研究 : 3週間の精神科実習における自己評定の変化
- 556 学級風土の事例記述的構造分析(社会B(1),口頭発表)
- 臨床 1020 両親の事故死と緘黙の症状改善
- 聖路加看護大学2011年度改訂カリキュラム
- 「あきらめさせない」「もえつきさせない」ための組織的支援 (特集 「あきらめる」「もえつきる」その前に : ジレンマから学ぶ保健師の倫理的課題)
- 日本地域看護学会第15回学術集会報告 学術集会長講演 専門知識・技術で割り切れないもの : 日常の地域看護実践における倫理
- 日本語教育と認知的変容の研究1 : 韓国人学習者と日本人実習生の授業観についての事例的研究