服装造形のための基礎研究(第4報)-女子人体下半身の分析によるタイト・スカートの制作-
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概要
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タイト・スカートの独自のスローパーを作成するに当って,女子人体下半身における実用面での身体的因子の是非は解明できた。先ず,仮縫いの手間が省け製作時間の短縮で,効率の良い実習が期待される。一方裁断時の縫代が最小限に押えられる所から,布の要尺に無駄を生じない。これらの事柄を踏え女子人体の下半身或はタイト・スカートの基本原理を修得することに原点をおき,個々に希望するファッション性や,嗜好性などの心理的因子を除けば,被服材料と価格の相関関係は良質・安価の経済バランスを生み,且つ立体構成では難題である一斉授業が可能になると思われる。尚,本研究は日本服飾学会年次大会(1995年5月)において発表したことを付記する。
- 1996-03-31
著者
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