サトウキビの蒸散量(農業工学科)
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概要
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1.本研究は, 九州大学生物環境調節センターのファイトトロンにおいて, 制御環境下で測定したサトウキビの蒸散量と気象要因との関係を調べたものである。2.拱試体としては, ポット栽培したサトウキビ「N : Co, 310」を使用した。3.作物の蒸散量はその生育状況によって影響される。したがって, この影響を無視できる程度の短期間に, マリオット装置を用いてサトウキビの蒸散量を測定した。4.サトウキビの日蒸散量と日射量との関係は, 定温条件下において直線で示され, 高い相関(γ=0.88∿0.98)が認められた。5.この関係直線のコウ配は気温の上昇下降に対応して変動している。このことは高温条件下で蒸散量に対する日射量の効果が大であることを明らかにしている。
- 琉球大学の論文
- 1976-12-01
著者
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