サトウキビのシオレ点について(農業工学科)
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概要
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1.本研究はポット試験と現地調査によりサトウキビの初期シオレ点について検討したものである。2.ポット試験の結果, 島尻マーヂ土壌, ヂャーガル土壌, 国頭マーヂ土壌, ニービ土壌および砂質土壌におけるサトウキビの初期シオレ点はそれぞれ約20,20,15,8,7%である。3.現地圃場の島尻マーヂ土壌およびヂャーガル土壌におけるサトウキビの初期シオレ点はいずれも平均で19.7%となりポット試験の結果とほとんど一致する。ただし石垣市の圃場における島尻マーヂ土壌はシルト分が特に多く, サトウキビの初期シオレ点も小さな値を示しているので平均からはずした。4.上記2種類の土壌以外については, 現地調査は行なわなかったが, これらもだいたいポット試験の結果に近似するものと考える。
- 琉球大学の論文
- 1974-12-01
著者
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