沖縄におけるサトウキビの蒸発散量 第 4 報(農業工学科)
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概要
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1.本研究は沖縄におけるサトウキビの蒸発散量の曲線化について検討したものである。2.資料としては1966年9月∿1972年2月に琉球大学農学部附属農場で測定した夏植えサトウキビの累積蒸発量記録を用いた。3.サトウキビの累積蒸発散量は植え付け翌年の1月から3∿4月までは直線で示され, その後はLogistic曲線で示されることがわかった。4.累積蒸発散量曲線を微分して求めた平均日蒸発散量曲線と実測値とを比較検討した結果, かなりよく合うことがわかった。5.平均日蒸発散量は, だいたい7∿9月にピークを示す。6.以上は4ケ年のデーターにもとづくものであり, 長期にまたがる測定の結果, 本文の各式の定数はいくらか変わるものと考える。
- 琉球大学の論文
- 1972-12-01
著者
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