サトウキビに対するかんがい時期について(農業工学科)
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概要
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本研究は,ポット試験によってサトウキビに対するかんがい開始時期について検討するものである。上記の目的を達成するために,サトウキビの蒸散流速,蒸散量,土壌水分および土壌の水分張力(pF)を測定し,これらの相互関係について調べた。さらに,蒸散流速および蒸散量の時間変化と気象要因との関係についても検討した。その結果,蒸散流速,蒸散量,土壌水分および土壌の水分張力の変動からサトウキビに対するかんがい開始の時期としては土壌の水分張力がpF3.7∿pF3.8になった場合が適当であることがわかった。蒸散流速はこのpF値付近においてはほぼ一定の値となった。また,蒸散流速および蒸散量の時間変化と気象要因の関係から,蒸散流速は蒸散量の指標として,十分役立つことがわかった。このようにして蒸散流速をモニタリングすることによって,サトウキビがいつ水分欠乏をきたし,いつかんがいすべきであるかを知ることが可能である。
- 琉球大学の論文
- 1989-12-05
著者
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