泡盛醪醗酵経過中の一般化学成分の変化について(農芸化学科)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1.泡盛酒造所の醗酵醪中より経時的に試料を採取し, 一般化学成分について分析をおこなった。2.酸度および酵母の生菌数は仕込後30時間目に最高を示した。3.pHは酸度の増加にともなって4.5から3.5に低下した。4.アルコールの生産は仕込後30時間目頃までは急激に増加し96時間目頃までにほとんど終了した。5.直接還元糖量は仕込後6時間目頃に最高を示し, 30時間目頃アルコールの生産にともなって減少した。その後アルコールの生産に並行して増加し, 48時間目後は漸次減少する経過を示した。
- 琉球大学の論文
- 1972-12-01
著者
関連論文
- 細菌の細胞懸濁液によるタウリンーピルビン酸アミノ基転移反応について(農芸化学科)
- タウリン培地に生育する細菌の分離と生育条件の検討(農芸化学科)
- 泡盛醪発酵期間中のα-amylase と遊離糖の消長について(農芸化学科)
- 泡盛醪醗酵経過中の一般化学成分の変化について(農芸化学科)
- 豆腐[ヨウ]原料用黄麹の製造について(農芸化学科)
- 沖縄における豆腐[ヨウ]の製造に関する研究 : 第 3 報紅麹菌を用いた豆腐[ヨウ]熟成過程における一般成分の変化について(農芸化学科)
- 泡盛麹菌による麹の製造とその酵素力および酸度について(農芸化学科)
- 泡盛酵母に関する研究(第 1 報) : 沖縄本島北部地区酒造所の醪より分離した泡盛酵母について(農芸化学科)
- 土壌から分離された放線菌による甘蔗バガスヘミセルロースの分解について(農芸化学科)
- 土壌から分離された放線菌によるテンサイ粕アラビナンの分解について(農芸化学科)
- 泡盛成分のガスクロマトグラフィー(農芸化学科)
- 沖縄における紅麹による豆腐ようの製造に関する研究 : (1) 紅麹の製麹について(農芸化学科)
- 2-フランカルボン酸資化性細菌の分離とその性質(農芸化学科)
- 甘蔗バガスの利用に関する研究 : 第 2 報 バガス分解カビの分離ならびに酵素的性質(農芸化学科)