<研究論文>大豆グリシニンサブユニットの食品化学的考察(I) : 高温高圧による構成サブユニットの効果的分離法
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概要
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While soybean glycinin was heated in standard buffer containing reducing agent at oil bath and at autoclave, respectively, precipitate occurred. There was the tendency that the precipitate consisted of basic subunit, and its supernatant did acidic subunit. The best separation of each subunit was found under conditions as follows: protein concentration, 0.5% ; reducing agent, 0.5M sodium sulfite; pH 8.0; temperature, 120℃ ; heating period, 10 to 20 minutes; atomospher pressure 2. Okg/cm^2. Simple separation method under such conditions makes it possible to investigate food functional properties of soybean glycinin subunits.
- 八戸工業高等専門学校の論文
- 2003-12-20
著者
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山崎 信吾
八戸工業高等専門学校物質工学科
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大屋 英郎
東北大学農学部食糧化学科:(現)東芝医用機器(株)
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山岸 辰則
八戸工業高等専門学校物質工学科
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山岸 辰則
Department of Chemical and Biological Engineering
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花岡 央
八戸工業高等専門学校物質工学科
-
山岸 辰則
八戸工業高等専門学校
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