精白米の水洗について
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概要
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昭和52年から56年までの, 主として市販精白米及び学校給食用精米を試料として,水洗による可溶物, 水洗液のCOD, 非蛋白体窒素の動向等について検討した。1. 5回の水洗操作では, 10例の平均で精白米重量の約1.7%が溶出した。1回目の水洗で溶出量総量の約60%が溶出した。2.水洗液のCOD(Mn)は9例の平均値は712ppm, 1回目の水洗で全CODの50〜60%をしめた。最終5回目は約100ppmであった。集団給食実習では10分間操作の平均は約155ppm, 最初の1分間のCODは全CODの約30%, 最終の1分間のCODは67ppmであった。3.水洗による非蛋白体窒素の溶出はアンモニア体で39.9%〜49.1%, アミド体で5.0〜70.8%であった。その他, 若干の試料について, 灰分, リン及びビタミンB1の溶出について実験した。
- 1982-12-30
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