食器の洗浄について
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概要
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集団給食実習に用いた食器の油脂類をとりのぞくのに, 過硼酸ナトリウムを主成分とする洗剤を使用する場合, その濃度を1.0%以上とし, 温度80℃にして実施することによって30分である程度効果は認められるが不充分である。洗剤の濃度を1.5 %〜2.0 %として, 温度90℃以上で実施すれば, その効果は増強される。しかし, 95℃では実際のとり扱い方法に難点があり, 現実にはやゝ困難と思われる。 また, 一回の洗浄で不充分な場合でも, 再度反復して行なうことによって, よい効果がみられた。 今回の実験結果から平素実施する合成洗剤による洗浄方法に加えて, 前記の過硼酸ナトリウムを主成分とする洗剤による方法を併用することにより, ほゞ満足できる洗浄効果を期待することができた。
- 園田学園女子大学の論文
- 1977-12-20
著者
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