<症例>播種性血管内凝固症候群に合併した後腹膜巨大血腫の1例
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概要
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A 31-year-old housewife suffering from high fever attack of approximately ten days duration was admitted to our clinic of Second Department of Internal Medicine on May 8,1986. She had had episodes of intermittent high fever of undetermined origin in the last three years and has been suspected of immunoinsufficiency due to suppressor T cell proliferation. During the treatment for her fever attack, she suddenly developed shock condition on May 16,1986. On laboratory data, a diagnosis of disseminated intravascular coagulation syndrome (DIC) associated with endotoxin shock was established. She developed massive hemorrhagic ascites and right pleural effusions. After diminution of the ascites, a large abdominal mass was noted, which was revealed to be a retroperitoneal hematoma in the right flank by using CT scan and ultrasonography. During the course of DIC subsidence, she was transferred to the ward of Second Department of Surgery. She underwent the removal of 3 kg of contained clots via the extraperitoneal approach on September 8,1986. There was no malignancy in the partially resected wall of the hematoma. Her postoperative course was uneventful and she has been doing well more than one year since surgery. Massive retroperitoneal hemorrhage and resultant hematoma formation at DIC have been seldom encountered. The treatment for the hematoma is principally conservative. When the DIC improvement is evidenced, careful removal of the contained clots may be proposed to avoid further complications such as infection and rupture of the hematoma.
- 近畿大学の論文
- 1988-03-25
著者
-
笠原 洋
近畿大学医学部第二外科学教室
-
中谷 公一
近畿大学第二外科
-
笠原 洋
近畿大学医学部第2外科学教室
-
久山 健
近畿大学第2外科
-
久山 健
近畿大学医学部第2外科学教室
-
上田 省三
近畿大学第2外科
-
竹本 雅彦
近畿大学第2外科
-
浦田 尚巳
近畿大学医学部第2外科学教室
-
中谷 公一
近畿大学医学部第2外科学教室
-
上田 省三
近畿大学医学部第2外科学教室
-
園部 鳴海
近畿大学医学部第2外科学教室
-
竹本 雅彦
近畿大学医学部第2外科学教室
-
森下 明彦
近畿大学医学部第2外科
-
中尾 稀一
近畿大学医学部第2外科
-
松本 卓
近畿大学医学部第2内科学教室
-
阿部 秀幸
近畿大学医学部第2内科学教室
-
森下 明彦
近畿大学医学部第2外科学教室
-
浦田 尚巳
近畿大学医学部外科学ii
-
久山 健
近畿大学医学部第2外科
-
笠原 洋
近畿大学医学部第2外科
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