<報告>シーボルト大学における廃棄物収集システムの構築

概要

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本大学からは研究系廃棄物および生活系廃棄物が排出されるが,研究系廃棄物に関してはまだその収集・排出システムが整っておらず早急に構築する必要があるため,そのシステムの構築を行った。また,生活系廃棄物についてはリサイクルを中心とした新たな収集システムの提案を行った。研究系廃棄物は(1)化学的有害廃棄物(有機系廃液,無機系廃液,有害固形物),(2)疑似感染性廃棄物,(3)感染性廃棄物,(4)不燃物,(5)生物系廃棄物に分類し,それぞれの分別・保管および廃棄物保管庫への排出方法を示した。廃棄物保管庫については(A)有機系廃液保管庫,(B)無機系廃液保管庫,(C)感染性廃棄物保管庫,(D)毒・劇物保管庫,(E)ガラス系廃棄物保管庫,(F)不燃性廃棄物保管庫を設置した。生活系廃棄物については,構内で可燃物として排出されている古紙類,PETボトル類,プラスチック類のそれぞれに専用ダストボックスを設置してリサイクル可能な資源ゴミを分別収集すること,また,不燃物のダストボックスの設置と,有害物を含む蛍光灯,乾電池の分別収集とリサイクルに関して提案した。
県立長崎シーボルト大学の論文