<海外事情(訳)>ドイツにおける高齢者福祉 : アンスガール・シュトラッケーメアテス博士による報告
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概要
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本資料は,ドイツの老年学者アンスガール・シュトラッケーメアテス博士(Dr. Ansgar・Stracke-Mertes)が,2000年5月にわが国で行った「ドイツにおける高齢者福祉」の講演の一部分を翻訳したものである。ドイツでは1995年に介護保険が施行され,社会全体に高齢者介護に対する関心が高まっている。ドイツの介護保険では,介護保険料の徴収が年齢に制限がなく,何らかの職業に従事すると同時に徴収されること,介護保険給付が現物給付(ホームヘルパーの在宅訪問,ディサービスの利用など)と現金給付の2種類あることなどが特徴的である。ドイツの介護保険制度の将来の課題は,痴呆性老人に対する要介護度認定とその介護について考慮することである。
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