<原著論文>複数の模擬患者を活用した「観察」に関する教育方法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this study researchers are considering the simulated sick room setting with plural simulated patients as a teaching material for nursing observation. Three simulated patients acted following their scripts drafted by researchers in the sick room with 4 beds. Patients are ; A : has lost her consciousness due to hypoglycemia, B : has fallen down and hit her head, C : has broken her leg. Twenty-four 2^<nd>-year-female-students participated in the practice and everyone made a short visit to their patient as a nurse in charge of her. And then each student asked to make a report on her visit. Fifteen students used a kind of nurse's record form, which is divided into three parts : nature observations /assessment/ plan. The others used a blanc-paper at first, then rewrite according to the nurse's record form next. One researcher stayed in the room and write her observations of students. Forty percents of expected observations was recorded in students' reports. And also fragments of them, which were of use to teach observations of patients, were found. According to number of written items, one patient who was garrulous and another one who was with her eyes shut were relatively easy to observe them for students. Contrary one patient who requires students to be respondent to them seemed to be hard to observe. This kind of teaching material has advantage to acquire readiness in the bedside practices.
- 神戸市看護大学の論文
- 2002-03-31
著者
関連論文
- 脳卒中後遺症としてのしびれや痛みに対する対処の様相(平成14年度神戸市看護大学共同研究費(臨床)研究実績報告書)
- 本学学生を対象とした臨床哲学ワークショップ実施報告
- 早期臨床体験実習における学生の意識の経時的変化
- 学内演習および実習場面での「観察」の効果的教授法の検討(平成13年度神戸市看護大学共同研究費(一般)研究実績報告書)
- 日常看護場面における看護婦-患者間のタッチの意味とそのタイプに関する研究
- 急性運動の強度が動脈血栓形成能に及ぼす影響 (第24回〔石本記念デサントスポーツ科学振興財団〕助成研究報告)
- 起き上がり援助技術方法の違いが看護者の生体負担に及ぼす影響
- 移動の援助技術方法の違いと看護者の局所的負担度
- 移動の援助技術方法の違いが看護者の全身的負担度に及ぼす影響
- 移動の援助技術方法の違いが看護者の身体的負担度に及ぼす影響(平成9年度神戸市看護大学共同研究費研究実績報告書)
- 神戸市立中央市民病院と神戸市看護大学における臨地教育を支援するネットワークに関する研究(平成15年度神戸市看護大学共同研究費(臨床)研究実績報告書)
- 就職前看護技術トレーニングの試み : 技術トレーニング前後の自己評価の変化
- 臨床研修制度導入における所属固定看護師と臨床研修看護師のストレス反応の比較調査
- 臨床研修制度導入における新規採用の所属固定看護師と臨床研修看護師の看護技術習得状況の比較調査
- 脳血管障害後遺症としての高次脳機能障害の実態--発症頻度とその程度,日常生活への影響
- 卒業前看護技術トレーニングの試み--トレーニング当日と就職後の自己評価からの検討
- 大卒新人看護師の技術研修に関する調査と卒業前技術トレーニングの試み(平成18年度神戸市看護大学共同研究費(一般)研究実績報告書)
- 脳血管障害後遺症としての痛みやしびれの日常生活への影響と対処法
- 大卒新人看護師の看護技術に関する調査--就職後に感じる看護技術の困難感と対処行動および院内技術研修
- 卒業前看護技術トレーニングの効果 : 実施直後と就職後1ヶ月のアンケート調査より
- 段階的臨床実習における学生意識の経時的変化および経年変化
- 段階的臨床実習における学生の意識の経時的変化
- 壮年期脳卒中患者の障害引き受けに向けての歩み
- 卒業前技術トレーニングに対する学生の反応 : 卒業前・卒業後の自由記述の分析から
- 卒業前看護技術トレーニングの学生評価
- 卒業前技術トレーニングにおける「採血」についての検討 : 学生の事後評価からその有効性を探る
- 早期臨床体験実習(Early Clinical Exposure)および段階的実習における学生の意識変化
- 脳卒中者が体験しているしびれや痛みの様相
- 看護記録の集合研修を評価する--研修参加者のアンケート調査から
- 脳梗塞患者の看護過程 (看護過程レクチャー 脳梗塞患者の看護)
- 低年齢児における摂食障害の発症に関する調査(平成12年度神戸市看護大学共同研究費(一般)研究実績報告書)
- 優秀賞 脳卒中後遺症としての痛みやしびれ--自由記述にみる当事者の工夫 (メディカ・アワード受賞論文発表【看護研究部門】)
- 脳血管障害による痛み・しびれの実態(第2報)痛み・しびれに対する受けとめ,近親者および医療者の対応
- 脳血管障害による痛み・しびれの実態(第1報)痛みやしびれの発症頻度と程度,表現と感覚異常,日常生活への影響の度合い
- 接遇の集合研修の効果の検討(平成17年度神戸市看護大学共同研究費(臨床)研究実績報告書)
- e-Learninシステムの導入と授業情報の作成への取り組み
- e-Learningシステムの導入と授業情報の作成について(平成16年度神戸市看護大学共同研究費(一般)研究実績報告書)
- 実践事例:NANDAを用いたケアプランの作成と事例検討 (特集 脳神経疾患患者の看護診断--脳血管障害を中心に)
- 脳卒中片麻痺患者の移乗動作の特徴 : 股関節・膝関節角度に着目して
- 脳卒中片麻痺患者の車椅子移乗動作に関する分析 : 健側配置と患側配置による比較
- 慢性関節リウマチ患者の自己効力感尺度作成の試み
- 人工呼吸器装着中の患者におけるスクイージングの圧迫力と排痰量との関係(平成14年度神戸市看護大学共同研究費(臨床)研究実績報告書)
- 複数の模擬患者を活用した「観察」に関する教育方法
- 総合病院で血液透析を導入した患者の転院時の不安
- 終末期患者のアドボカシーとしての看護実践の様相(平成13年度神戸市看護大学共同研究費(一般)研究実績報告書)
- 看護実践の記述と解釈の試み
- 患者との関わりにおいて一般病棟の看護師が感じる困った状況
- 阪神・淡路大震災後4年目を迎えた看護管理者の抱えている課題
- 看護者の患者に対する苦手意識と職位, 経験年数との関連
- 対応困難患者に対する看護婦の態度と発言分析 : ポーター・スナイダー分析を用いて
- 開腹・開胸術を受ける患者の術前認知的評価尺度の妥当性・信頼性
- 成人期にある患者の術前対処行動尺度の信頼性と妥当性の検討
- 地域で生活している人の入浴における身体負荷の検討
- 手術患者の術前の心理的ストレス過程に関する研究 : 病気の受け止めと認知的評価とコーピングの関連(平成13年度神戸市看護大学共同研究費(一般)研究実績報告書)
- 「なぜ?」に答える看護手技(13)寝衣(病衣)交換
- クモ膜下出血患者の看護 (ナーシングプロセス クモ膜下出血患者の看護)
- Kobe実践の記述研究会 語り伝える看護実践(4)かなえられなかった帰宅
- 起床時体温低値児童における夜間就寝中の体温変動