PEG-interferon α-2b/ribavirin 併用療法を施行し, 潰瘍性大腸炎の増悪を認めたC型慢性肝炎の1例
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概要
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症例は55歳男性．C型慢性肝炎にて経過観察中の平成15年7月に下血を認め，潰瘍性大腸炎(UC)を疑われたが速やかに軽快した．平成16年12月，肝S5の腺腫様過形成をラジオ波焼灼した後，C型慢性肝炎に対してPEG-interferon(IFN)α-2b/ribavirin(RIB)併用療法を開始した．約2カ月半後よりUCが再燃したため，PEG-IFN/RIB療法を中止した．Mesalazine+steroid治療によりUCは軽快した．PEG-IFN α-2b/RIB治療を契機にUCが再燃した本邦初の症例であると考えられた．
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
- 2006-09-05
著者
-
柴崎 浩一
日本歯科大学新潟校内科
-
曽我 憲二
日本歯科大学新潟生命歯学部内科学講座
-
船田 理子
日本歯科大学医科病院内科学
-
長谷川 勝彦
日本歯科大学新潟歯学部内科学講座
-
本間 信之
独立行政法人労働者健康福祉機構燕労災病院消化器内科
-
渡辺 卓也
日本歯科大学新潟生命歯学部 内科学講座
-
井上 真
独立行政法人労働者健康福祉機構燕労災病院消化器内科
-
小方 則夫
独立行政法人労働者健康福祉機構燕労災病院消化器内科
-
小方 則夫
独立行政法人労働者健康福祉機構燕労災病院
-
柴崎 浩一
日本歯科大学大学院新潟生命歯学研究科顎口腔全身病学・全身関連臨床検査学
-
内田 守昭
独立行政法人労働者健康福祉機構燕労災病院消化器内科
-
原田 健右
独立行政法人労働者健康福祉機構燕労災病院消化器内科
-
曽我 憲二
日本歯科大学新潟生命歯学部 内科学講座
-
長谷川 勝彦
日本歯科大学新潟生命歯学部 内科学講座
-
柴崎 浩一
日本歯科大学新潟生命歯学部内科学講座
-
柴崎 浩一
日本歯科大学医科病院内科
-
長谷川 勝彦
日本歯科大学医科病院内科
-
曽我 憲二
日本歯科大学医科病院内科
-
渡辺 卓也
日本歯科大学医科病院内科
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