GC-MSを用いたノニルフェノールの分析と東京周辺の水環境中における分布
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概要
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Nonylphenol (NP) is a biodegradation product of nonionic surfactant nonylphenol ethoxylates (NPEO) and has been known as an endocrine disrupting chemical. Analytical method of NP is presented in this paper. The method includes solid phase extraction for aqueous samples or Soxhlet extraction for solid samples and normal-phase column chromatography followed by GC-MS in SIM mode. For 1l water sample, the limit of quantification was 15ng·l-1. This is one to two orders of magnitude more sensitive than the previous methods used for monitoring in Japan. The method was applied to environmental samples (i.e. river waters, sediments, sewage effluents, and biological tissues) to demonstrate distribution and behavior of NP in Tokyo metropolitan area. NP concentrations in the river water range from 0.051 to 1.08 μg·l-1. NP concentration levels were found to be higher in the Sumidagawa River than that of the Tamagawa River. In the river water samples, 5 to 60% of NP existed in particulate phase, indicating a necessity to measure particulate NP for future monitoring. NP was found also in sediments (3.6 to 10.4μg·g-1 dry weight) and mussels (∼0.17 μg·g-1 dry weight). These values were approximately three orders of magnitude higher than those in river water on weight basis, suggesting NP accumulation in these solid media.
- 社団法人 日本水環境学会の論文
- 1999-02-10
著者
-
小倉 紀雄
東京農工大学農学研究科
-
磯部 友彦
国立環境研究所
-
高田 秀重
東京農工大学農学部
-
磯部 友彦
東京農工大学農学部
-
高田 秀重
Institute Of Symbiotic Science And Technology Tokyo University Of Agriculture And Technology
-
佐藤 正章
東京農工大学大学院連合農学研究科
-
小倉 紀雄
東京農工大学農学部
-
高田 秀重
東京農工大学大学院共生科学技術研究部
-
小倉 紀雄
東京農工大学
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