極光帯-プラズマポーズ領域のULF波動の特性
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概要
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カナタ,マニトハ州において,IMS観測の一環として実施した,極光帯からプラスマポーズにかけての地磁気脈動の観測結果から,次の事柄が知られた.昼間帯の地磁気脈動は,がいして広範囲にわたってよい相関を示し,磁気圏におけるHM波の効果と見なしてよいが,明け方の地磁気脈動は相関距離が短く,脈動型オーロラに伴う電離層電流のゆらぎによるものと考えられる.また,夕方側によく見られるPc1型脈動は,その波源は小さな領域に限られており,広範囲の拡がりは主として上部電離層のダクト伝搬によるものと思われる.
- 国立極地研究所の論文
著者
-
国分 征
東京大学理学部
-
小口 高
東京大学理学部地球物理研究施設
-
林 幹治
東京大学理学部地球物理研究施設
-
鶴田 浩一郎
東京大学宇宙航空研究所
-
渡辺 富也
Department of Geophysics and Astronomy, University of British Columbia
-
HORITA R.
Department of Physics, University of Victoria
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林 幹治
東京大学理学部
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渡辺 富也
Department Of Geophysics And Astronomy University Of British Columbia
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Horita R.
Department Of Physics University Of Victoria
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Horita R.
Department Of Physics And Astronomy University Of Victoria
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