下肢術後患者における座位での下肢荷重力と身体機能との関連
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概要
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本研究では,下肢の整形外科的手術後の高齢患者19名(平均年齢75.8±7.6歳)の術側下肢19肢を対象に,座位での下肢荷重力を測定し,大腿四頭筋筋力をはじめとする各種身体機能との関連性から,下肢荷重力測定が下肢術後評価として妥当かどうかを検討した。方法は,座位での下肢荷重力と大腿四頭筋筋力について,大腿周径,大腿四頭筋筋厚,FIM motor sub scores(FIM-M)との関係をスピアマンの相関係数により分析した,その結果,下肢荷重力と大腿四頭筋筋力はそれぞれFIM-M およびFIM 下位項目得点との間に有意な相関が認められ,その相関係数から,すべての項目において下肢荷重力の方が大腿四頭筋筋力よりも関連が強かった。それらのことから,座位での下肢荷重力測定は,大腿四頭筋筋力よりも下肢術後患者のADL を反映する評価法であることが示唆された。
著者
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Sciences, Nishikyushu University
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宮崎 真樹
Orthopedic Surgery, Saiseikai Karatsu Hospital
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中山 伸太郎
Department of Rehabilitation, Saiseikai Karatsu Hospital
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片渕 友一
Department of Rehabilitation, Saiseikai Karatsu Hospital
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渡邊 絵理子
Department of Rehabilitation, Saiseikai Karatsu Hospital
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宮副 智礼
Department of Rehabilitation, Saiseikai Karatsu Hospital
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野方 徳浩
Department of Rehabilitation, Saiseikai Karatsu Hospital
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中村 隆弘
Orthopedic Surgery, Saiseikai Karatsu Hospital
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Science, Nishikyushu University
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