女性高齢者における床からの立ち上がり動作パターンの分類と 身体機能の比較
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概要
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本研究の目的は,女性高齢者の背臥位からの立ち上がり動作パターンを分類し,各パターン別に年齢,体格,身体機能を比較することである。対象は,60歳以上の女性高齢者168名とした。背臥位からの立ち上がり動作パターンを分類し,パターン別に年齢,BMI,握力,上体起こし,長座体前屈距離,片足立ち保持時間,6分間歩行,足把持力,大腿四頭筋筋力,歩行時間,TimedUpandGotestを一元配置分散分析により比較した。背臥位からの立ち上がり動作は,?両手両足を床につけた高這い位を経て立ち上がるパターン,?片膝立ちを経て立ち上がるパターン,?しゃがみ位から立ち上がるパターンの3つに分類され,各パターンの全ての測定値に有意差は認められなかった。女性高齢者の背臥位からの立ち上がり動作パターンは,年齢や体格,筋力やバランス能力といった各種身体機能的な特徴の影響を受けるとは言い切れないことが示唆された。
著者
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大田尾 浩
Faculty of Health and Welfare, Prefectural University of Hiroshima
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Sciences, Nishikyushu University
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堀江 淳
Faculty of Rehabilitation Science, Kobe International University
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宮崎 純弥
Department of Physical Therapy, Faculty of Health Sciences, Mejiro University
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岩瀬 弘明
Geriatric Health Services Facility Fureainosato Doukai
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Science, Nishikyushu University
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