僧帽筋の筋硬度に対するマッサージチェアの効果
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概要
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本研究は,健常成人女性15名(年齢21.3±4.0)30肢を対象に,マッサージチェアによる肩こりへの効果について,僧帽筋の筋硬度から検討した。15分間の安楽座位を対照課題とし,実験課題は15分間のマッサージ(全身標準プログラム;肩部,腰背部,下腿部)を実施した。開始前,安楽座位保持後,マッサージ後の僧帽筋の筋硬度を比較した。その結果,開始前(12.8±6.2)と安楽座位保持後(12.6±7.8)の筋硬度に有意な変化は認められなかったが,マッサージ後(8.7±4.8)の筋硬度は有意(p<0.01)に低下した。ただし,肩こりの訴えがなかった3名は,実施前と比較してマッサージ後の筋硬度が高まる傾向であった。これらのことから,マッサージチェアの機械的刺激は,筋硬度を低下させることが示された。ただし,全ての対象者に有効とは言えず,適応基準を定める必要性が示唆された。
著者
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Sciences, Nishikyushu University
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村田 潤
Department of Health Sciences, Graduate School of Biomedical Sciences, Nagasaki University
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上城 憲司
Faculty of Rehabilitation Science,Nishikyushu University
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古後 晴基
Department of Physical Therapy, Kurume Rehabilitation institute
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安部田 章
Kyushu Hitachi Maxell, Ltd.
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村田 潤
Department of Health Sciences,Graduate School of Biomedical Sciences,Nagasaki University
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Science, Nishikyushu University
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Science,Nishikyushu University
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