筋音図を用いた大腿四頭筋の筋機能評価:-筋電図と筋音図の比較-
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概要
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【目的】下肢機能の代表として分析されることの多い大腿四頭筋を対象に,随意収縮力と筋活動量との関係を筋電計(Electromyography; EMG)と筋音計(Mechanomyogram;MMG)を用いて分析した。【対象と方法】健常成人女性17名を対象に,膝関節90°屈曲位における最大随意等尺性収縮(MVC)を算出し,50%MVC を基準に10%~70%MVC 時の積分筋電(IEMG)および積分筋音(IMMG)を求め,これらを各%MVC 間で比較した。 【結果】EMG およびMMG ともに,各負荷量間で有意な積分値の増加が認められた。ただし,測定方法(EMG・MMG)と随意収縮力との間には有意な交互作用が認められた。 【結語】EMG およびMMG における随意収縮力と筋活動量との関係は両者ともに比例関係を示した。ただし,その筋活動量増加の推移はEMG とMMG とで異なることが示された。
- 日本ヘルスプロモーション理学療法学会の論文
著者
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大田尾 浩
Faculty of Health and Welfare, Prefectural University of Hiroshima
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Sciences, Nishikyushu University
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古後 晴基
Kurume Rehabilitation Institute
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池田 望
Faculty of Rehabilitation Science, Nishikyushu University
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甲斐 義浩
Technical School of Medical and Welfare Ryokuseikan
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山田 道廣
Faculty of Rehabilitation Science, Nishikyushu University
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村田 伸
Faculty of Rehabilitation Science, Nishikyushu University
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