理論モデルと TS 測定に基づくマアジ幼魚の音響散乱特性
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概要
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計量魚探機によりマアジ幼魚の現存量を推定する上で最適な周波数を検討するため,尾叉長 7.5~12.9 cm のマアジの音響散乱特性を理論と実測から検討した。鰾の計測に基づき推定した理論 TS は実測 TS に近い値を示した。一方,18~200 kHz における最大 TS と平均 TS を尾叉長の二乗で理論的に規準化した規準化最大 TS は−66.2~−68.4 dB,規準化平均 TS は−68.7~−69.9 dB をそれぞれ示した。また,周波数間の TS 差は平均 0 度,標準偏差 15 度の姿勢角範囲内では比較的小さかった。
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