mDIXONにおけるFlip AngleおよびEcho Timeの組み合わせによる水・脂肪分離効果およびコントラストの検討
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概要
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The method known as DIXON is imaging from two different echo times (TE), using the opposite phase of water and fat. Modified DIXON (mDIXON) is the method that is calculated from changing the opposing phases ‘in’ and ‘opposed’ phases of the actual measurement, to fit the theoretical value. We reviewed that the effect of the water-fat separation and contrast depended on the different flip angles (FA) and echo times (TE). The diluted gadolinium-ethoxybenzyl-diethylenetriamine pentaacetic acid (Gd-EOB-DTPA) (from 0 to 5 mmol/l) and liver model was stabilized by lard. In order to measure the SNR and %CV of the lard, the various combinations of TE and FA (from 5 to 20 degrees) were changed. The suitable range for the measurement of the SNR and %CV of the lard, and the contrast of gadolinium Gd-EOB-DTPA and the liver model, in the axial view (including 50% fat), was around the ‘opposed’ phase in the first TE (TE1) and around the ‘in’ phase in the second TE (TE2) and FA: 15degrees (TE1: 2.0–2.9 ms, TE2: 4.1–5.0 ms). In order to avoid phase dispersion, shorter TE range is more desirable (TE1: 2.0–2.25 ms, TE2: 4.1–4.5 ms). It is our understanding that the water-fat separation is better in these ranges and under these circumstances, good contrast was obtained.
著者
-
高津 安男
大阪赤十字病院放射線科
-
中塚 隆之
近畿大学医学部附属病院・中央放射線部
-
中塚 隆之
近畿大学医学部附属病院
-
宮地 利明
金沢大学大学院医学系研究科
-
中塚 隆之
近畿大学医学部附属病院放射線科
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