ACTHのradioimmunoassayにおけるparadoxical binding Phenomenonについて
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概要
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ACTHのradioimmunoassayの際に, 非標識ACTHの増加に伴ない標識ACTHの抗体との結合も増加するという現象が観察された.この現象 (paradoxical binding Phenomenon) の発現機序について考察を加えた.その結果, 特殊な抗血清では, 抗原抗体反応においても酵素基質反応においてみられるアロステリック効果に類似した現象が認められる可能性が示唆された.この現象を利用するとACTHのradidmmunoassayがきわめて鋭敏に可能であつた.
- 日本内分泌学会の論文
著者
-
松倉 茂
神戸大学医学部第3内科
-
中井 義勝
京都大学医学部保健学科
-
井村 裕夫
神戸大学医学部
-
松倉 茂
神戸大学医学部第3内科学教室
-
井村 裕夫
神戸大学医学部第3内科学教室
-
中井 義勝
京都大学医学部第2内科学教室
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