対人コミュニケ-ションに見られる欺瞞の特徴
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We must understand the fact that lying plays an important role in each stage of interpersonal relation-ships. Telling the truth is a desirable manner, but we must put on an act of deception to maintain the interpersonal balance.<BR>The purpose of this study is to clarify the characteristics of deceptive communication in a face-to-face dyadic conversation. The subjects consisted of forty-eight male and female undergraduates. Same sex Ss were divided into deceivers or truth tellers. The deceivers were asked to take a standpoint opposite to their own attitude for a certain attitude topic in a 12-minute session. Talking, looking, and self-touching pattern indicies were employed in this study. These communication data are chronologically analyzed by some interaction indices. Before and after the conversation, the Ss were asked to provide personality perception and attraction ratings for their partners.<BR>The results showed that deceivers displayed more vocal activity than truth tellers, particullarly this trend was remarkable in female dyads. Concerning self-touching behavior, deceivers touched their hands and arms more often than their partners. Self-adaptors are remarkable in male dyads. These male and female characteristics were opposite to the respective overall characteristics in general. Further, female deceivers were perceived as talkative, humorous, agreeable and attractive by their partners.<BR>According to these results, the deception operation which activates communication activity complements and supplements the general characteristics of male and femal communication patterns. In general, the female is less talkative, and the male has less looking, and non-intended self-adaptors. Then, in the situation of forced deception, we found that the behavior with the channel usually repressed begins to become aroused.
著者
関連論文
- 社会心理学の研究を今後につなぐためになすべきことは何か--研究の目的と継承 (歴史を踏まえ、この先に生きる社会心理学研究の展開を目指すためになにをなすべきか)
- 他者からの役割期待が自己認知にもたらす影響
- 同性友人に感じる魅力が関係継続動機に及ぼす影響--個人にとっての重要性の観点から
- 非言語コミュニケーションと個人差,パーソナリティ(経常的研究交流委員会企画シンポジウム(2))
- テーブル上における競争の側面を持つ協調作業
- A-14-6 3人会話における非言語情報と「場の活性度」との相関の調査(A-14.ヒューマンコミュニケーション基礎,一般セッション)
- 複数回会話における会話特徴の変遷 : 2人会話がその後に行う3人会話に与える影響(コミュニケーション支援,一般)
- 複数回会話における会話特徴の変遷 : 2人会話がその後に行う3人会話に与える影響(コミュニケーション支援,一般)
- 3人会話における非言語情報と「場の活性度」に関する検討(一般,「コミュニケーション研究の今,その先」及び一般)
- 2人会話における非言語手ががりと関係開始スキルについての研究(2)(一般,「コミュニケーション研究の今,その先」及び一般)
- 2人会話における非言語手ががりと関係開始スキルについての研究(1)(一般,「コミュニケーション研究の今,その先」及び一般)
- 社会的スキルとしての対人コミュニケーション認知メカニズムの検討
- 3人会話における「場の活性度」の自己と第三者の評価の比較(言語コミュニケーションとそのフィールド)
- 社会的スキル・トレーニングにおける対人関係解読 : DESIREJの作成に向けて(コミュニケーション支援,一般)
- 社会的スキル・トレーニングにおける対人関係解読 : DESIREJの作成に向けて(コミュニケーション支援,一般)
- 日本人の表情表出に関する研究成果 : 及びその問題と展望(ワークショップ(ポジションペーパー,ディスカッション),コミュニケーションをつむぐ身体,HCSワークショップ)
- 11 日本と中国における対人行動スタイルの比較研究 自己開示と個体的特性との関連の検討 (2)
- 社会的スキルと自己主張に関する研究の課題と展望(2)
- 社会的スキルと自己主張に関する研究の課題と展望(1)
- 顔の魅力 : その心理学
- 顔の魅力 : その心理学
- 親密さの心理学とコミュニケーションの機能 : 視聴覚技術
- 笑いによる気分誘導がコミュニケーション行動に及ぼす影響(言語・非言語コミュニケーション〜言葉と身体の相互作用〜)
- コミュニケーションツールの違いによる3者間会話に関する研究(2) : 対人印象とメディア意識,葛藤解決に用いる方略に注目して(一般,「コミュニケーション研究の今,その先」及び一般)
- 説得場面における社会的スキルの役割(2) : 視聴覚提示刺激による実験的研究(言語・非言語コミュニケーション〜言葉と身体の相互作用〜)
- 非言語的コミュニケーションによる対人関係の解読 : 社会的スキルとパーソナリティの関連から
- ポジティブな人間関係研究の展開 (ポジティブ心理学の展開--「強み」とは何か、それをどう伸ばせるか) -- (ポジティブな人間関係研究の展開)
- 衣服の社会心理的機能の展開
- 社会的スキルとしての対人コミュニケーション
- 教室の非言語的行動(II 教室の非言語的行動)
- The Nonverbal Expressions of Deceptive Communication
- 顔と魅力
- 社会的脈絡における感情の相対性
- 支え合って生きていける : サポートの心理学
- 親密さの心理学とコミュニケーションの機能
- 外見印象管理におけるブランド選択と流行意識
- 非言語的表出性の測定 : A C T尺度の構成
- 対人関係における援助
- コミュニケーションツールの違いによる3者間会話行動に関する研究(1) : 葛藤状況における意思決定の偏り(一般,「コミュニケーション研究の今,その先」及び一般)
- Well-beingを目指す対人コミュニケーションの研究(ワークショップ(パネルディスカッション),「コミュニケーション研究の今,その先」及び一般)
- 恋人関係における自己呈示は自己確証的か自己高揚的か
- P2-25 家族・友人関係と多次元的共感性との関連
- 大学生における化粧行動と主観的幸福感に関する日韓比較研究
- Well-beingを高めるために、対人コミュニケーションを活かすために (Well-beingを高めるためのコミュニケーション力--社会的スキルの研究)
- 企画の趣旨 (Well-beingを高めるためのコミュニケーション力--社会的スキルの研究)
- 香りの心理学的研究(2)フレグランスのパーソナルスペースへの影響
- 短期的な社会的スキル・トレーニングの実践 社会人への適用を目指して
- 対人コミュニケーションとスポーツ (特集 スポーツにおける非言語的コミュニケーション)
- 6)親密さの心理学とコミュニケーションの機能(視聴覚技術研究会)
- コミュニケーションツールの違いによる3者間会話行動に関する研究(3) : 利用者が通信システム環境に対して抱く印象の検討(コミュニケーションの心理及び一般)
- 2者間事態における会話行動が葛藤に及ぼす影響 : コミュニケーション・スキルに注目して(コミュニケーションの心理及び一般)
- コミュニケーションツールの違いによる3者間会話行動に関する研究(4) : 葛藤状況認知と集団意思決定との関連性(コミュニケーションの心理及び一般)
- 対人認知課題を用いた社会的スキル・トレーニングの研究(コミュニケーション支援,一般)
- 対人認知課題を用いた社会的スキル・トレーニングの研究(コミュニケーション支援,一般)
- 話者の言語・非言語行動と第三者評定の関連 : 個別評価と相対評価による検討(コミュニケーション支援,一般)
- 話者の言語・非言語行動と第三者評定の関連 : 個別評価と相対評価による検討(コミュニケーション支援,一般)
- 関係開始スキルがパーティ場面におけるコミュニケーション行動に及ぼす影響(「コミュニケーションと気づき」及び一般)
- P1-17 会話事態における欺瞞に関する感情についての実験的研究(ポスター発表(1))
- P2-21 自己と相手の類似性評価と実際の類似性が相手の魅力に及ぼす影響
- O4-5 同性友人関係における魅力判断次元と関係継続動機との関連(口頭発表)
- Well-beingの心理学を目指す--社会的スキルの向上と幸福の追究 (Well-beingを目指す社会心理学の役割と課題)
- 関係に対する展望が対人コミュニケーションに及ぼす影響 : 関係継続の予期と関係継続の意思の観点から
- 池田謙一・唐沢穣・工藤恵理子・村本由紀子(著), 『社会心理学』, 2010年, 有斐閣
- 恋人関係への認知が友人関係に及ぼす影響 (大坊郁夫教授退職記念号)
- 大学生のコミュニケーション・スキルの特徴に関する研究 : ENDCOREsを用いた検討 (大坊郁夫教授退職記念号)
- 二者間会話場面における非言語行動の抽出法 : 動画・音声解析ソフトとイベントレコーダーについての比較検討 (大坊郁夫教授退職記念号)
- 日本におけるwell-beingを高める動機づけ (大坊郁夫教授退職記念号)
- 2者間会話におけるパーソナリティ認知と自己の表出との関連性 (ヒューマンコミュニケーション基礎)
- 日本応用心理学会主催 公開シンポジウム なぜ若者は恋をしないのか? : 応用心理学からみた恋愛
- 遠隔地コミュニケーションにおける非言語行動表出と他者から受ける印象の関連 (ヒューマンコミュニケーション基礎)
- ビデオ通信環境における対人印象の規定因に関する探索的実験研究 : 第三者に対する映像呈示と音声呈示の比較 (ヒューマンコミュニケーション基礎)
- やむを得ず,時間をやりくりする (特集 心理学者の時間管理術)
- 中国文化の要素を考慮した社会的スキル・トレーニングのプログラムの開発および効果の検討
- 小集団の問題解決場面におけるコミュニケーション行動と対人認知との関係(2)コミュニケーション行動と対人関係 (ヒューマンコミュニケーション基礎)
- ビデオ通信環境における対人印象に関する探索的研究 : 当事者評価と傍観者評価の比較(コミュニケーションの心理及び一般)
- 小集団の問題解決場面におけるコミュニケーション行動と対人認知との関係 : 社会的スキルと対人関係(コミュニケーションの心理及び一般)
- 中高年者における自伝的物語と親密な関係内での適応性の関連--人生の重要な出来事に対する解釈の仕方
- 大学生における化粧行動と主観的幸福感に関する日韓比較研究
- ポジティブ感情と会話動機の関連--快楽的随伴性理論(the hedonic contingency theory)からの検討
- 会話行動が関係開始スキル評価に与える影響 : 発話内容とハンド・ジェスチャーを用いたマルチ・チャネル・アプローチによる検討(相互作用のマルチモーダル分析)
- 小集団の問題解決場面におけるコミュニケーション行動と対人認知との関係(2) : コミュニケーション行動と対人関係(コミュニケーション(基礎),「身体,あそび,コミュニケーション」及びコミュニケーション一般)
- 2者間会話におけるパーソナリティ認知と自己の表出との関連性(コミュニケーション(基礎),「身体,あそび,コミュニケーション」及びコミュニケーション一般)
- 遠隔地コミュニケーションにおける非言語行動表出と他者から受ける印象の関連(コミュニケーション(技術),「身体,あそび,コミュニケーション」及びコミュニケーション一般)
- ビデオ通信環境における対人印象の規定因に関する探索的実験研究 : 第三者に対する映像呈示と音声呈示の比較(コミュニケーション(技術),「身体,あそび,コミュニケーション」及びコミュニケーション一般)
- 欺瞞時に,生じる感情が非言語的行動の変化に及ぼす影響 : 顔面表情に着目して(コミュニケーション(基礎),「身体,あそび,コミュニケーション」及びコミュニケーション一般)
- 対人コミュニケ-ションに見られる欺瞞の特徴
- 嘘判断における感情状態が及ぼす影響(『場のデザイン』及びコミュニケーション一般)
- 競争/協調と感情状態が表情人物の判断に与える影響(顔、表情の認知・理解,コミュニケーションの心理及び一般)
- Attractive faces and affection of beauty:A comparison in preferences of feminine facial beauty in Japan and Korea