溶液中でのウイルスの大きさの銅アンモニア法再生セルロース膜 (BMM) を用いた新しい決定方法
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概要
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We intended to propose a novel ultrafiltration method using BMM for determination of virion size in solution and for evaluation of the size of aggregate being composed of several virions and content cocurrently. We assumed that the pore structure of BMM was represented by multilayer structure and consequently multi-step ultrafiltration occured and that BMM did not adsorb protein and removing virions was determined only by the geometrical sizes of virion and pore. The equation derived theoretically was<BR>Φ= (0.5d/2.303) (2v/2r<SUB><I>f</I></SUB>) C-D (1) where Φ is the virus logarithmic rejection coefficient and, d, 2v and 2r<SUB>f</SUB> are membrane thickness, particle size and mean pore size, respectively, and C and D are constants. The reliability of eq 1 was proved experimentally using gold particles with various sizes and Japanese encephalitis virus (JEV). The values of C and D for JEV were nearly constant for BMMs with various 2r<SUB><I>f</I></SUB>. The sizes of the aggregates of Φx 74 virions and Hepatitis B type virus were determined through above method as 62 nm and 44 nm, respectively.
著者
-
山本 直樹
東京医科歯科大医
-
平崎 智子
旭化成工業(株)BMM開発推進部
-
石川 元
旭化成工業(株)BMM開発推進部
-
真鍋 征一
旭化成工業
-
植松 信一
旭化成工業 (株)
-
石川 元
旭化成工業 (株)
-
山本 直樹
東京医科歯科大学医学部微生物学教室
-
真鍋 征一
旭化成工業 (株)
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